まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年06月09日(金) 神田川近辺ウォーキング

このところ、仕事が立て込んでいて、
思うようにウォーキングができなかったので、
今日は、少し大目に、2時間くらいは、
ウォーキングをしようと決めた。

小ぶりの雨が降っていてが、
私は、100円ショップで買ったカッパを
着込んで、傘(破れていない)を持って、
いつもの万歩計をしっかりとつけて、
足の向くまま出かけることにした。


雨だけど、木々の緑がイキイキとして、
なんとなく空気が澄んでいて、
とても気持ちがいい。
しかも、久しぶりにゆっくりと歩けるので、
とっても嬉しい。



いいね、こんな日も…
今日は、神田川コースにしてみようと、私は決めた。
このコースは、緑の多い道なので、
この時期はとても気持ちがいいので、
お気に入りなのである。



てくてく… 


おっ、雨も上がってきたね。
天気もよくなってきたぞ。


ふふん、いいね…
やっぱりウォーキングは。



神田川に沿ってずっと続いている道を
私は元気にぐんぐん歩いた。
こんな感じの道ね。





傘もいらなくなったし、
雨上がりの空気はひんやりして
すがすがしくてとても気持ちがいい。


あっ、そうそう…
神田川の様子はこんなふう。
今日は雨上がりだったので水が多かった。





でも、普段はこんな感じ。
水がないとこんなふうに岩肌が見える。





神田川は大分キレイになったが、
それでもまだまだゴミが流れている。
夏はちょっとニオイもする。
川はキレイにしなくちゃな…と思う。


この神田川沿い(新目白通り)の道に沿うように、
都電荒川線が走っている。
都内唯一の一両のちんちん電車である。
小さな駅が、点々と見える。





さて、こんな道をるんるんと
歩きながら、早稲田通りに出ると、
突然、私はおじさんに声をかけられた。


「あの〜、都電荒川線は
 どう行けばいいでしょうか?」



おおっ、さっきまさに通って来た道である。
私は得意満面で教えてあげることにした。
よく見ると、おじさんの側に奥さんがいて、
おじさんは手に地図を持っていた。

でも、実はこの夫婦は全然違う方向に
歩いて来ているし、さらに全然違う方向に
歩いて行こうとしていた。


で、私はこう言った。


「えっとですね、この道じゃないです。
 ちょっと戻るようですね」



すると、脇にいた奥さんが突然こう言った。


「やっぱり…違うと思った…
 だから違うって言ったでしょう、さっき私が…」
 地図の見方が違うのよ。何度も言ったのに…」
「うるさいぞ、今教えてもらっているんだっ」



突然、夫婦の会話が始まり、
私は対応に困ってしまったが、
おじさんをかばうつもりでこう教えてあげた。

「ああ、この道は、ちょっと迷いやすいんです。
 道が入りくんでますしね。
 (本当はそれほどでもない)

 後ろにある道を右に曲がり、そのまま
 まっすぐに行き、一本目の大きな道を通り過ぎて、
 突き当たりの大きな道まで行ってください。
 それが新目白通りで、その道沿いに駅があります。
 歩いて10分くらいはかかると思います」


すると、今度はおじさんがこう言った。


「わかりづらいんだ…やっぱりな。
 あっ、どうもありがとうございます」
「どうもありがとうございます。
 地図の見方をすっかり間違えてしまったようです」




そして、2人は教えた方に歩いて行った。
おじさんはずんずん歩いていき、
その後ろを奥さんが追っていった。


私は、その2人の後ろ姿を見ながら、
「この道だ」
「そうじゃない、こっちよ」
「いや、こっちだ」
「違うってば…」
などと、言い争いしながら夫婦で歩いてきた
そんな光景が目に浮かんだ。


この2人、無事に駅にたどり着けるだろうか。


「仲良く行ってね。」 
と私はその夫婦に心で言った。



そしてまた歩き始め、
ふらふらと本屋に寄ったり、
100円ショップに寄ってみたりして、
帰ってきたのでした。

今日の歩数は、11148歩でした。
ああ、気持ちよかった。
ウォーキングはやっぱりいいですね。



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