毎天ミーハー哈哈哈日記

2007年02月22日(木) 「蒼き狼」ワールド・プレミア

東京国際フォーラムで行われた日本映画「蒼き狼」のワールドプレミア。
今回は中華迷の友人と、またまた松山ケンイチ君狙いのうちの娘と行ってきました。

まず幕開けにminkさんが主題歌「イノセントブルー」を歌ってくれました。
そして舞台には30名ほどのモンゴルの兵士達が。
そして舞台挨拶の始まり。
制作総指揮の角川春樹さん、制作の千葉さん、原作者の森村誠一さん、監督の澤井信一郎さん、キャストは反町隆史さん、菊川怜さん、若村麻由美さん、松山ケンイチさん、Araさん、袴田吉彦さん、野村祐人さん、平山祐介さん、松方弘樹さんの超豪華メンバー。
各一人づつ挨拶と映画に関する想いなどを話してくれました。
こんなに人数の多い舞台挨拶なのに、全然長くも感じないし飽きないし、みなさんのお話しも面白くて、楽しい舞台挨拶でした。

映画の方は、壮大さと反町さんの演技が良かったです。
でもあまりに壮大すぎて、ストーリーがちょっと大まか、演出も大雑把、感情表現もセリフのみに頼っていて細かい演技とかじゃないから、伝わるモノも少なかった気がしました。
澤井監督の演技の演出がものすごく「クサイ」です。
私、角川映画の時から、澤井監督は「クサイ芝居を付ける人」と思ってましたが、この映画もしかりでした。
それから合戦のシーンは、これ、角川春樹さんの演出じゃありませんか?
どうしたって「天と地と」@モンゴルという感じでした。
松山君と反町さんとの親子の関係も、もう少し場面が多くあって、確執な部分を細かく見せた方が、最後もっとグッとくる気がしました。
原作本を読んだ娘は「原作のが凄く良かった」と言ってましたが(さすが森村先生)。

ということで、私は「1回見ればいいや」って、感じの映画でした。

でもさすがに「角川春樹のパワーここに健在成り」と感じもしました。
これは角川さんの映画ですね。

映画については公式サイトへ。
「蒼き狼」公式サイト


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美香 [MAIL]