| 2007年02月10日(土) |
呉克群(ケンジ・ウー)の「將軍令」 |
アルバム出すたびにステップアップしてる感じがして、とっても楽しみなアーティスト・呉克群(ケンジ・ウー)です。 全曲、作詞作曲してます、才能の幅の広さをこれまた感じさせる1枚です。 MVにいたっても、男の魅力が倍増しています(笑)、今回はやたら小麦色の肌と白い歯がまぶしすぎましたよ(昭和アイドルの歌のような表現だな、笑)。
「冠軍」「將軍令」 ひねり、遊びこころの歌詞が楽しい。 克群が目指してるオリエンタルヒップポップ感も良い。 「將軍令」は某アーティストに似てる!?と騒がれてしまった曲です。 私も最初聴いたときは「Jay!?」と思ってしまいましたが、聴きこんでいくうちに以前のアルバム「大頑家」「呉克群」から脈々と流れてる克群ワールドを感じることが出来ます。
「[口少]架實録」〜「男傭」 克群版「我的野蠻女友(猟奇的な彼女)」。 韓国語のセリフで始まるも、歌詞カードには中国語で訳がのっている。 歌詞もそのままずばり「家来(男傭)」の内容で、凄く情けないんだけど可愛いんだよ〜。 MVは黒澀會美眉のキュートな美女に囲まれちゃって、こちらはこき使われても凄く楽しそうな克群でした(笑)。
「明天過後」「紙片人」 寒い日に聞くと、身も心も温まるココアのような作用がある歌。 詞も曲も優しいです。 克群の優しさに包まれてます。
「解薬」 詞も曲も格好いいです。
「殘廢」「默劇」 切なさをたっぷり味わえる曲です。 「殘廢」はMVが綺麗です、と思ったらこちらも監督が余一さん。 余一さんは台湾の若手シンガーのMVを撮ってるみたい、他の作品も見たいな。
「戲劇天才」 楽しくも可愛いです。 克群もなかなかいろいろな曲を作るので、聴いていて飽きないです。
「家的名字」 アルバム最後の曲です。 さわやかさを感じる曲ですが、歌詞はジーンとします。 いろんな思いを背負いながら家に帰る、でも家に帰ることでその気持ちの根底には「爽やかな風が吹いてくるよ」ってことでしょうね。
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