2006年10月25日(水) |
「おばさんのポストモダン生活」「不完全恋人」影迷會「張震嶽ライブ」 |
今日の映画は、私の永遠のお方・周潤發出演の「おばさんのポストモダン生活(姨媽的后現代生活)」。 まず会場にはいるとき、潤發迷とおぼしき方々をたくさん肌で感じる(笑)。 待ちに待った潤發出演映画だものね、前回はなんと2003年の東京ファンタで見た「バレットモンク」。(日本公開は2004年1月でした) 潤發迷、3年も待ちました。 だから嬉しさもひとしお。 万が一潤發が舞台挨拶に来るかも用に(爆)、友人が取ってくれた席はなんと前から2列目。多謝。 でも誰もいらっしゃいませんでした。(爆) 許鞍華(アン・ホイ)監督はいらっしゃるかと思ってましたが。 さて、映画ですが、身につまされながらも、楽しくも切なく見ました。 おばさんはあそこで騙されなかったら、上海でのんびり自分らしくポストモダンな生活を送れていたのにね、人生本当に何があるかわかりません。 でもおかげで一度置いてきた娘に恨みごと言われて、それはおばさん自身の人生の痛みだったから、スッカラカンになって体の自由もきかなくなって、娘が許してくれるならやり直そうと、わだかまりも消えて良いこともあったけど。 でも元のだんなと再度暮らすことに抵抗はなかったのかな。 映画はここら辺は全然描かれていないの。 画面変われば、おばさんが新しく生活していて、そこに元旦那がいるのよ。というかその描かれ無さが、おばさんは元旦那に対して何の気持ちもないんだなという表れ? まあそれでも母親だものね、子どものために好きでもない男と一緒に住むことが出来るというのは、私はわかるので納得できたけど。でも哀しいけどね。 さてさて、潤發ですが、ユーモラスにお茶目に楽しませて笑わせてくれました。 うさんくさい役柄なんですけどね(笑)。 でも立ち姿が相変わらず凛々しくて、背中の広さも変わらずで、年齢を感じさせませんでした。 おばさんと寝てるときの表情が何とも言えず可愛いかったなあ〜。 そうそう、潤發の最後のシーン、後ろ姿で階段を降りて廊下を歩いていく時に、コートをはおるんですが、これがもうバリバリ格好いい周潤發なんです〜〜〜。 これって、ファンへのサービスカットでしょうか、許鞍華監督。 監督は観客が喜ぶ潤發のツボを知っていますね。
映画終了後、友人が張震嶽(チャン・チェンユェ)のライブに行く私のご飯に付き合ってくれる。 そこで「今日「不完全恋人」のファンミありますよね」と言う話しになって、昨日の映画や阿部君を反芻する私のミーハー心に火がついた。 「行こう!」と。 ライブに一緒に行く友人に「ライブに遅れる」旨を電話する。 ごめんなさい、友人は明るく了解してくれました、本当にごめんなさい。 今度埋め合わせします!!申し訳ない!!
ファンミ会場に行くも、張信哲迷のみなさんが前席にいらして、お世話になってる方々にご挨拶。 おかげで私と友人も前席に座れることに!? そして「阿嶽のライブに行くから一緒に行こう」と、言ってくださる方がいて、心強かったです。 ファンミは前半は映画祭主催、後半は信哲迷の方々の進行で、和やかに和気あいあいとした雰囲気で行われました。 主には、陳映蓉監督、史可、阿部力、張信哲の「不完全恋人」に関するトークショーの様な感じでした。 以下その時の画像です。
張信哲さん 史可さん 陳映蓉監督 阿部力君
張信哲さん
阿部君、カメラ目線ありがとう!
この4人、いつもこのように楽しそうでした。 監督さんって、なんか金勤に雰囲気が似てる。
ファンミ終了後、タクシーで代官山の張震嶽(チャン・チェンユェ)ライブ会場へ。 阿嶽登場の15分くらい前の到着でした。 阿嶽は全曲知ってるわけではありませし(有名な曲しか知りません)、生ライブも聴いたことはありません。 だから今回が本当の生阿嶽を感じれる機会。 また、私の印象として、阿嶽はイッちゃてるロックミュージシャンというイメージでした。 でも、でも、このライブを聴いて見て、その印象が全然違って行ったんですよ。 最初は「阿嶽だ〜〜〜」というミーハー感もあって、ノリ〜〜だったのですが、歌い進んでいくうちに、彼の純粋さや繊細さがぐわーっと押し寄せてきて、すごく切なくなっちゃんたんです。 感覚的に、こみあげてきちゃったんです。 目の前でギター弾いて歌ってる彼は、今まで私が抱いてきた阿嶽とは全然違っていました。 周りはみんなノリノリで阿嶽の歌を楽しんでるのに、何で自分だけ切なくなるのかとまどいもしました。 そのあとのMC Hotdogでちょっと我に返るも、でもアンコールの「愛我別走」なんて、聴きながらもうウルウルでした。 サビのところは涙があふれそうでした。 帰り道、駅から自転車こいで自宅に向かう途中なんか、その日の阿嶽の純粋さや繊細さが思い出されて、またまた切ない気持ちでいっぱいになってしまいました。 でも今までと違う阿嶽を知ることが出来て、本当に良かった!
|