毎天ミーハー哈哈哈日記

2005年10月28日(金) 東京国際映画祭「ドジョウも魚である」「月光の下、我思う」「精武家庭」

「ドジョウも魚である」
はあー、すごいパワーになんだか感情移入するヒマもなく。
倪萍(ニー・ピン)演じる離婚した双子の子供(5〜6歳くらい)のお母さんが北京に出稼ぎに来るのですが、彼女が果てしもなくパワフル母さんです。
何事にも屈せず、負けず、前向きです。
私と天と地ほどの隔たりがあるなーと、ちょっと弱虫でいい加減で楽しんぼの自分が恥ずかしくなりました。
生きるため、生活するため、子供を育てるための根本を突きつけられた感じです。
映画の後は、主演男優・倪大鴻(ニー・ダーホン)さんのティーチイン。
とってもシャイな方で、司会の方が「田中邦衛さんに似てますね」と言ってましたが、本当にルックス的にも似てます。
ティーチインのあと、外に出たら偶然にもダーホンさんが、喫煙場所でたばこをすってました。
吸い終えたところにサインをお願いすると、笑顔でしてくださりました。

その後、戴立忍(ダイ・リーレン)さん迷の方と2年ぶりにお会いしました。
そして、ロビーにいた「深海」の鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督にまたまたサインを頂く、だって監督のこと好きなんだモノ。
リーレンさん迷の方と一緒にご飯、とってもお話が楽しい方で、時間を忘れ、次の映画2〜3分ほど遅刻。
すみません。

「月光の下、我思う」
生理的に話の内容がNGなんです。
でもこの映画を見た私の友人知人らはみんな面白かったと言ってました。
私だけがグタグタ、だってさーと言ってるわけです(笑)。
娘の想い人を誘惑して、致してしまうなど、ちょっと母親として敬遠です。
映画としての面白さより、娘がどれくらい傷つくかって、自分の現実に置き換えちゃうんです。
映画として話としての表現はわかってますが、私はちょっとだめ。

「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」
日本でDVD発売も決まっていたし、別に映画祭で見なくても良いかなと思ってたら、友人が「絶対、馮徳倫(スティーブン・フォン )、来るよ〜」と言うではありませんか。
馮徳倫が来るー、あら、生馮徳倫見たいじゃない!!ということで、馮徳倫をじゃなかった映画を見ることにしました。
映画は娯楽モノで楽しいです、見て損は無いです。
黄秋生(アンソニー・ウォン)が前半ものすごくアクションもきまって格好いいです!
タイトルで秋生さんが燃える太陽をバックにしたとこなど、ベタなんだけどため息モノです〜。
それから呉彦祖(ダニエル・ウー)は、絶対悪役だと思いました、味方のふりして最後は大ドンでん返しって、最近悪役彦祖ばかりを見てるせいかね、いらぬ邪推(笑)。
しかし馮徳倫って才能あるよね、お金だってそんなかけて無くてもこうして面白い映画作るわけだし。
デビュー作の「大[イ老]愛美麗」も楽しめましたもの。
で、ティーチインの馮徳倫、予想通りの格好良さ&可愛さでした。
特別に好きとかじゃないけど、やっぱり一度は見てみたかったのよ(笑)。
そうそう、劇中、アクションが達人級の白人の少年が出てきたんだけど、彼はアメリカで成龍が見つけてきたとのこと。
この少年、スタント無しだったということで、将来楽しみです。
そして、楽しみと言えば、馮徳倫監督の次回作もね、期待してます。

映画が終わり外で誰か(明星)出てこないかなーと待っていると、彭浩翔(パン・ホーチョン)監督が!
昨日サインをもらおうと思っていたらすごい人だかりであきらめてたので、
今日頂く。

さてと、これで私の東京国際映画祭デイは終わりです。
他にも見たい作品がいくつかありましたが、日程が合わず。
これらの見れなかった作品を、いつかはどこかで見る機会がありますように。
また映画祭でお会いしたりご一緒した友人知人のみなさま、おかげで楽しい幕間を過ごせました。謝謝〜!


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美香 [MAIL]