| 2005年08月04日(木) |
韓国映画「マラソン」 |
今日は台湾明星迷の友人と韓国映画「マラソン」を見に行きました。 自閉症という障害を持ちながらマラソンランナーとして活躍している方の話を映画化した作品。 私は仕事で自閉症やダウン症の子どもと接していたことがあったんだけど、彼らはとっても純粋で素直で優しいし可愛い。 自閉症の場合、意思の疎通が難しいと言われてるけど、彼らとは意思の疎通はある程度できた。映画を見ていても、最後主人公は自らの意志で走るからね。いちがいにこうだとは決めつけられないと思う。 でも映画を見ていて、これは主人公のお母さんが本当の主役の映画だと思いました。 実際、本当にお母さんは想像を超える大変さだと思う。 いや、大変なんて言葉を使うことすらもはばかれるくらいの苦労の毎日だと思う。 でも私の知り合いのお母さん方もみなさん、明るいし、くったくがない。 一人になったとき、いろんな思いが押し寄せて涙するときもあるかもしれないけど、子どものために前向きだ。 実は私の息子は障害ではないけど、奇形を持って生まれてきたの。 生後六ヶ月で手術をして、20年間くらいかけて直していくんだけど、もって生まれた奇形だから100%完治はあり得ない。でも、普通の社会生活にはなんの支障もないし、現に普通に暮らしてる。 でも生まれたときは表面は明るく元気にしてたけど、息子の寝顔とか見ると涙があふれて止まりませんでした(まだ赤ちゃんだったしね)。 だからなんとなくこの映画を見たときもお母さんに感情移入しちゃったのかも。
さてさて、あまり自分のプライベートな事は深く話はしない主義なので、ミーハーな話題に移そうっと(笑)。 この映画の主役やってるチョ・スンウ、「ラブストーリー」を見て、良いなと思った俳優さん。一緒に行った友人ともここの趣味は一致(笑)。 でもその前の「ワニ&ジュナ」「フー・アー・ユー?」は今ひとつでした。 まあ、これからの成長株でしょうね、多分「人気先行型でない真の役者」として。 次回作も楽しみ。
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