| 2005年05月25日(水) |
怒ってしまった(笑)「少林サッカー・外伝」 |
ものすごく楽しみにして見た、ビデオでした。 「少林サッカー」の「鉄の頭」が今度は主役で登場。 「鉄の頭」を演じたのは、香港映画界の名脇役・黄一飛(ウォン・ヤッフェイ)さん。 この「少林サッカー」では第21回香港電影金像奨最佳男配角(最優秀助演男優)を受賞。長年の実績・実力がここに認められた、一飛さんにとっても香港電影迷にとっても、嬉しい受賞でした。 しかも、「少林サッカー」といえば、私があの頃愛してやまなかった周星馳先生が日本で世界で大ブレイクした記念すべき監督&主演作品。 私にとって思い入れもひとしおの作品なのです。 そんな想いがあふれんばかりにある「少林サッカー」。
だからこの「外伝」を本当に心待ちにしてたんです。
ところが、なんですかーーー、この作品は(怒)!! 私はもう本当に気分が悪くなりましたよーーー!! 「少林サッカー」冒涜かとまで思ってしまいました。 ストーリー冒頭のデビルチームに暴行を受ける少林チーム、って、はあ〜〜〜!?なんですかー!? 試合も全然少林チームらしくないですよ、素人も真っ青。 「少林サッカー」に対して失礼このうえない作品。 こんな映画に「少林サッカー」の冠はやめてほしい。 しかもね、「鉄の頭」の息子って言うのが、陳啓泰(香港版「クイズミリオネア」の司会者)が演じてるんだけど、これが子供の気持ちは二の次、優柔不断で自分勝手キャラで、もう見ていて気分悪かったです。 ああ、なんだかここまでぼろくそに書いて良いのか!? でも本当に怒ってしまったんですー。
こんな映画に出てほしくなかったよ、一飛さん。 でも多分昔からの仕事仲間に声をかけられ、仕方なく撮ったんじゃないかなと思う。芸歴長いとつきあいもあるモノね。
ただね、心情的には一飛さんの役がとっても暖かかったので、それは救いでした。 「少林サッカー・外伝」とか「鉄の頭」とかまったく関係なかったら、それなり良い作品かも。
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