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タマモクロスの日記
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2011年01月09日(日)
だからこそボーイスカウト

1月9日(日)

ワシの趣味は釣りでっけど、もう一つ活動しているものにボーイスカウトがおます
所属団体は、ボーイスカウト尼崎第26団ですわ
現在、日本中のボーイスカウトでの一番の悩み( ̄∩ ̄)は、隊員数の減少でんな
活動内容や趣旨はええのに、なんでスカウト人口が減るのかなぁ?と考えてると、2011年1月8日の日経に、ボーイスカウトの活動理念に関係する、興味深い記事がおました




大機小機に記載された




人口減少に伴う国民意識の変化




記事でんな





日本人のものの考え方を様々な角度から分析した「1990年の日本」(山本七平著)を引用しとります
その記事を紹介すると、

明治以降から最近まで日本人の意識の中には、 「人口が増え続ける」という観念が埋め込まれており、そのなかで自分の生活水準を落とすまいと必死に努力をしてきたとある・・・
競争心、向上心といった成長志向のことでんな

丁度ワシの親が、現役では働いていた頃なんかは正にその通り!やね
簡単な例では、今月、今年頑張って、新たな白物家電購入を目標にしたようなもんでんな
あるいは車ではクラウンを目標にしたように・・・
こういう時代では、「他人を意識し、皆に負けてはいけない」という事で頑張ると書かれてます
まさに生物進化の生存競争でんな

では、人口減少が続くと国民意識はどう変わるか?
「競争心がなくなり、周りを気にしなくなる」らしい・・・
その根拠に日本人の国民性の調査研究を行っている統計数理研究所アンケートによると「社会に尽くすことが大事」「環境問題は重要」という考えが、顕著に減少しているとある
なるほど、公共の場であっても迷惑を顧みない輩が多く、一歩外に出てもゴミだらけでんな

2006年をピークに人口減少は始まったばかりだが、既に人々の意識に変化を与え始め、国民意識というベクトルは、「頑張る」、「冒険する」、「より良い社会を作る」という成長志向型とは正反対に向かい、日本の活力はますます失われると警鐘を鳴らしております。
そして、より良き社会を構想し国民意識を目標に向け集結させるには、強力な政治のリーダーシップが必要と結んでおります

以上のような記事を見て、日本の将来にボーイスカウト活動は、一層必要な気がしますわ
なぜならこれ等問題に対して、次のちかいとおきてに今後の日本の進むべき方向性が表れてるからでんな

[スカウトのちかい]

私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。
1.神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。
1.いつも、他の人々をたすけます。
1.からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います

[スカウトのおきて]

1.スカウトは誠実である
2.スカウトは友情に厚い
3.スカウトは礼儀正しい
4.スカウトは親切である
5.スカウトは快活である
6.スカウトは質素である
7.スカウトは勇敢である
8.スカウトは感謝の心を持つ

我々には、抜本的解決になる人口増加政策のようなことは難しい
しかし、千里の道も一歩からとも言う
耳を傾ける人が減っても、伝え続けるしかおまへんのかなぁ・・・

ボーイスカウト尼崎26団は、月3回程度健全な青少年育成をモットーに↓コチラで活動しております

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詳しくはこっちゃ