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タマモクロスの日記
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2008年03月31日(月)
卒業

3月29日(晴)ほぼ無風




卒業・・・なんか懐かしい響きじゃないですか?
ワシの時代では、


「制服の〜胸のボタンを〜♪下級生たちに〜ねだられ・・・」


とか



「校舎の影 芝生の上 吸い込まれる空〜♪」


とか



春はお別れの季節です 皆旅だ〜って いくんです♪

こんな歌がどこからとも無く聞こえてくるというか、もしかするとDNAのなかに刻み込まれているのかもしれない・・・・時代が分かる?

福山雅治の「桜坂」や森山直太朗の「さくら」やコブクロの「桜」なんかは、間違っても頭に流れてこない・・・

ワシの時代では、卒業は「卒業」とストレートなタイトルが多く、最近では卒業を卒業の時期3月=間接的に表現するのかなぁ。。。


本日、3ヶ月間一緒に活動した月の輪隊課程が終了し、いよいよ苦楽を共にした子供たち(大げさ?)がボーイスカウトへ上進する日がやってきた。
その子供たちが一つの課程を終了卒業し、次のステップへ進む場へ立ち会え、ほんの少しでもお手伝いが出来たことがなんかうれしいじゃないですか!

その涙!涙!の桧舞台は、






本日のキャンプでのお品書きは、エンゲル係数を構成する食と住だ。
本来なら衣食住だが、流石に屋外で衣を作る隊はおらんやろ・・・よって衣はお休み〜

到着後、まずはzzz寝床zzz確保だ・・・
当然初めての隊員がほとんどなので上手くいくはずがありません
主な改良点は、

1 設営場所が一部粘土層でペグがすぐ抜ける
2 ロープがたるんだり、張り過ぎ
3 ロープの角度が悪い
4 地ならしが必要 など

さてさて、テント設営は、どうなることやら?

尚、今は手伝ってもらえますが、本日、上進後は見守るが手伝いません。なぜなら、ボーイスカウトでは自分たちで考え工夫してやることが大事だからです。


「自ら学んだことは忘れない」


という言葉に集約され、また例え失敗したとしても、


「失敗は発明の母」であり、


更なる創意工夫が重ねれれることでしょう・・・


そう言えば、最近の親は子をかまい過ぎのような気がしまんな
ところで、生物はその生存競争により、ピラミッドの下部にいるものほど弱く、種の保存のために多くの卵を産みます。
他方、人間はピラミッドのほぼ頂点にいるため、あまり子を産みません。
そして科学や医学の発達と共に、人間は益々その地位を頑強にしております。
その少なさ=希少が、異常なまでに我が子を溺愛し、過保護になっているのでしょうか・・・(というか昔は兄弟が多すぎて相手がでけんというほうが正しい?)
このままいくと、何も一人で出来ず、物の分別のつかない大人を量産してしまいます・・・ん?手遅れ?
ということは、将来ピラミッドの頂点を猿の考古学者コーネリアス等に明け渡すようになるかもしれませんね・・・
そろそろ、自助努力自己責任をもう一度見直す時期に来とんの〜

生きるための優しさに裏打ちされた厳しさが、ボーイスカウトにはあるような気がします。

ちょっと語弊はあるかもしれんが、子供にはもう少し粗末に扱うというか冒険をさせるべきでしょうね

また、私の好きな漫画Bバージンでは、優れたものだけが勝ち残るのではなく、弱いもの・出来ないものが仲間の助けにより、傷付き成長し、更に進化するという言葉がありますが、まさにそういう場が大事だと思います



ちなみにうちの娘は過保護ですがねぇ(爆)



そうこう言う内に、おお!



寝床完成


失敗しつつも、班毎にあーでもないこーでもないと協力したり、意見をぶつけたりするうちに完成しましたがな( ̄∇+ ̄)v
自分たちで作った秘密基地!さぞかし達成感があったはずですv(^▽^)v

本日も強くないし、も多分降らんので


「魔の深夜テント張り直し」



は無いでしょう・・・ チッ!良かった良かった(*^-^*)



さ〜て、寝床が出来ると次はが減りまんな・・・
時は15:00ですが、文明の利器ガスなんぞありませんので、で飯造りです
もちろん、最初から上手くがつくわけではありませんが、皆真剣ですなぁ・・・
そりゃが点かんと飯が食えんし、文句(-_-メ)言われるしね
の流れを読み、を組み、新聞から小枝へ、小枝からちょっと太い木へ、ちょっと太い木からへと順にやらんと点きまへん
しかし、ベテランローバー隊の熱き支援により



竈点火


きっと、楽しいぃぃぃぃぃ〜夕食が♪

そして、上進式が始まろうとしている・・・



上級班長Fちゃんにより集合〜





団委員長よりの訓示





国旗入場


国旗を見ると壮言な感じがし背筋がピンとします(≡ ̄ー ̄≡)/




次世代を担う子供達が入場します




誓いの儀式



これにて、上進式が無事完了\(^O^)/





流石に制服半袖で夜の山は堪えます・・・
皆、式典の後は暖炉を和気藹々と囲みます(笑)

一通り終わり、こっからは大人の時間




焚き火は心を和ませます・・・・
普段の嫌な事なんか忘れ、別世界に連れて行ってくれます(≡ ̄ー ̄≡)/
これも進化を遂げた人間の特権なんでしょうか?
いや、知恵の実を食べてから、人は苦しむようになり、その苦しみを癒すためにを与えられたのかもしれません・・・


焚き火を見ながら、ワシは少し揮発性の高い神の水を飲みます(爆)
朝から皆お疲れのため、いつもより少し早く眠りにつきます・・・
最近、己のいびきの煩さに目を覚ますため、皆の安眠を妨害しないよう車で就寝(T△T)

シートを倒し、一応放熱防止に銀マットを引き、寝袋をセットしzzz〜
教訓・・・
こんなところで何日も寝ると、エコノミー症候群になると身をもって体験(-_-メ)

翌朝、再度隊員は点火を試み朝食準備!
かなり腹が減りつつも、昨日より少し早く食事の準備が完了したかな?
食事後は跡片付けに精を出し、


来たときより綺麗に!



をモットーに撤収準備にかかりますo(^-^)o


バスまでの時間、残った食料おやつを配給



班長が公平に不満無くリーダーシップをとっていたのが印象的です^0^やるじゃねーか!S君

昨日の式典中に月の輪隊の子供達よりもらった寄せ書き
一生の宝物です




何かが頬を伝わります

1 涙
2 心の汗
3 塩水

一体なんでしょうね・・・・

短い間でしたが、怪我も無く楽しく一緒に過ごすことが出来ました。
こちらこそ、本当にありがとう!とお礼を申し上げますm(_ _)m

では、ボーイ課程へ進む皆さんにこの歌を贈ります



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