言の葉孝

2007年11月28日(水) セミナー三昧


 今日は一日中セミナーだった。うちの会社で推進しているNECのiStrageのセミナーが午前いっぱいあり、午後からは、うちの会社がNECと協力して催した会計ソリューションパッケージ『EXPLANNER/Ai』のセミナー(といっても、僕が行ったのは新規ローラーのついでに宣伝に回っただけなのだが)が行われた。

 以前、EXPLANNER/Aiに触れる機会があったので、興味を持って聞けるかと思ったら内容がたくさんありすぎて、全然分からん。結局、所々で意識をなくしていたように思う。

 基調講演でバランススコアカードについての講演があった。元NECの社員で、独立して会社を設立したベンチャー企業の社長さんが講師だったのだが、バランススコアカード云々よりも、設立したての時の資金繰りの苦労話。
 特に、「設立年の年末には会社と家であわせても十数万しか残ってなかったので、とても年を越した気分にはなれなかった」という言葉が、起こしたての会社を背負う社長の覚悟を思わせる。
 設立時に1000千万。さらに1000万ずつ二回かりて3000万の借金だ。

「億を超えると、気にもならなくなるけれど、3000万はリアルで非常に重圧に感じた」とは、印象に残った言葉のひとつ。続けて出てきた言葉は「電車を待つ時もホームの前の方にはいかないようにしていた。いつ飛び込んでもおかしくない、そんな精神状態だった」である。

 僕の予算も3000万ちょいあるのだが、同じ3000万でも感じる重みが違う。今は笑い話としてそれを話す社長は、それを乗り越えてきたのだ。


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