| 2006年12月18日(月) |
ことばを知らなかった少女ジーニー |
日記を書くのがあまりにも久しぶりすぎて少々書き方を忘れてしまった。やったことといえばバスケの記事をまとめるためにbjリーグの試合を見に行くなどある意味バスケ漬けの生活を送っていたことくらいである。 他にも何かあったような気がするのだが、ずっと記事のことを考えていたせいか、いまいち思い出せない。作った記事を、インタビューさせていただいたNBA解説者の島本和彦氏に届ける関係でできるだけ金曜日に記事を完成させたかったので、最後の3日間はまともに寝た憶えがない。 日曜日はバイトだったが、土曜日は12時間寝て、「一日パジャマを脱ぎません宣言」ということでリラクゼーションに勤めた。そのリラクゼーションの一環がドリフターズ40周年記念盤『8時だョ! 全員集合』というのはどうだろうか。
【ことばを知らなかった少女ジーニー―精神言語学研究の記録(スーザン・カーチス/築地書館)】 評価:B
父親の虐待によって、ずっとトイレつき椅子に縛り付けられて13年間をすごしたジーニー。そんな環境で育ったジーニーは発見されたとき、13歳でありながら言葉を持たない野生児だった。そんなジーニーを発見から、その言動や成長度合いを逐一記録して言ったのをまとめたのがこの作品だ。 ドキュメンタリーでもなく、ノンフィクション小説でもない、ただの研究記録をまとめたものであるこの本は、ストーリーなどはほとんど語られず、淡々とジーニーの観察記録と、その考察で構成されている。それが、余計にこの実話に生々しさを与えているような感じである。 ジーニーという存在は悲しいが珍しい。それゆえに、不謹慎ではあるが、非常に好奇心のそそられるものである。だからこそ、このつまらない形式の本でも読破できたのだろう。何の教育も施されていない人間がどう育つか、それがどう取り返しのつかないものなのか、ジーニーはその手本のひとつといえるだろう。
web拍手レス(←あんまり久しぶりすぎてうっかり書くのわすれるところでしたよ/汗)
それでもコメントは無かったりするんですな(笑)。
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