| 2006年10月31日(火) |
母が倒れて起こること |
日付的には昨日のことだが、10月31日はハロウィンである以前に母の誕生日である。そこで最近はサークルの仕事で少し遅くまで残っていたのを、早めに帰って母のためにいろいろ片付けようとしたのであるが、家で待っていたのは一大事だった。
家に帰ってみると、どうも様子がおかしい。原付と車が両方あるのに母がいないのである。エリーもいるので散歩というわけではなさそうだ。 しばらく待っていると、妹が帰ってきてどたばたし始めた。事情を聞いてみると、どうも母は病院に運ばれていったらしい。京都で一人暮らしをしている父もメールで今こちらに向かって帰ってきている途中だといっていた。 妹は母の病院に先行し、俺は家に残って父を待つことになった。
父が家に帰ってきてから病院に向かう。母の治療はすでに終え、驚いたことに母方の祖母まで駆けつけていた。診断はあいまいだったが、はきけやめまいが激しいということで病院のCTで見たところ、脳に異常があるということではない、ということでとりあえず安心してほしいということだった。
俺はいまいち事態を認識していなかったのか、周りの大騒ぎに多少驚いていた。祖母まで駆けつけてくるし、病院に行くのに母が自分で救急車を呼んだためか、近所の人たちが尋ねてきては「大丈夫か?」と聞いてくる。 祖母は、娘が救急車で運ばれたとあっては、駆けつけるのも不自然ではないが、近所の人の訪問に関しては、「どこの病院に運ばれたの?」という質問があったことからも野次馬的な心が強いと見るのは穿(うが)った見かたというものだろうか。
とりあえず改めて自覚したのは、こういう事態になると、家族の中で俺は一番頼りなくなるということだ。
web拍手レス(あ、もう母は帰ってきているのでご心配なく)
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