I've got no strings....ピノキオ

 

 

部屋の掃除2006−後半− - 2006年05月06日(土)

そうゆうわけで、一部トランク等を除いて部屋の膿出し・再整理は
概ね終了しました。

掃除の合間に、久しぶりに見れてなかった友達の日記をネットで読んだ。
たまっていた作業を片付けた、って意味では日記を読むのは私にとって掃除の一環だったわけで。

それで、いくつかの日記にすごく心動かされた。
後半ではこれらの日記について書きます。


一つ目、ICU卒業を期に一念発起して単身アメリカに絵の勉強をしに行ったセクメのサイトを見ました。
エスティローダのCMとか、荒川静香の広告を書いていてビックリ。
そうゆうメジャーな仕事をしてるってこと以前に、彼女の作るプロダクトのに驚いたわー。
絵が好きとは聞いてたけど、同じ歳でこんなものが作れるなんて!!
私はとても好きな絵だった。
だから、感動したわ、素直に。それから嫉妬と焦りね。

もう一人、ICUの友達で、大学院卒業を期に単身アメリカへ発生学の勉強をしに行った子がいます。
今は一人で博士課程の試験に向けて勉強してるようで。
彼がどれがけの覚悟と孤独感とを抱えて、志す道を諦めないことを選んだのかと思うと、少しぞっとした。

三つ目、これは前の彼氏のサイト。
音楽が好きで、睡眠時間削ってバンド活動してることは知ってたし、
後ろからピアノを弾いてるところを見るのは好きだったし、
最後に慶応の学祭で彼らのバンド聞いた時にはほんとうまくなったな〜と思って感動したけど。
あれから半年、彼らにとってはもっと長い年月をバックに、
ホントにアルバムを完成させていて、サイトもすっごい立派になってるし、
しかもネットで色々動いて評価とかもされてるみたい!!
なんんか近くで見ていたことが、すごく大きくなっていって、
きっと当事者の彼らはすっごい充実感なんだろうなと思ったら、
やっぱり、羨ましかったなあ。


今回の掃除で、昔の書類の整理を大分したんだけど、
久しぶりに見て、一番心動いた書類は、前半に書いたようにICU時代のノート・テキストだった。

もう一回ちゃんと化学の勉強をしたいと思うこと、
もう一回リベラルアーツの教育を受けたいと思うこと。
これはほんとウソ偽りの無い私にとっての情熱で。

自分の情熱が、志が指し示す道を、
困難とか世間の見る眼とか関係無しに選び取ったともだちを見て、
なんか、私もやれるのかもしれないと思った。

会社で働く前は全然そんな風に思えなくて、
いまこうやってようやくスタートラインに戻って来て、
もう一度、やりたいことをやってみたいと思った。


んでもって、早速留学についてちょっと調べてみたんだけど。
もう一回学部に4年間行くってのはさすがに無いなと思う。
行くなら化学で行きたいけど・・
時間もお金もかかりすぎる。
それに東大の院出ておいて、今更海外の化学科卒業しても・・
世間の風当たりが強すぎる・・

環境学の大学院とからめて、一年間みっちり化学の勉強を学部聴講させてもらうとか、
あとは化学はすっぱり諦めて国際関係学の院行くか。
どっちも日本では発展していない学問だから留学の大義名分が立ちやすい。
やっぱ、勇気は出すけど、
自分のやりたいことと現実問題(お金・時間・世間体)のバランスが一番良く取れる道を志したいと思う。

もう25だからあんま時間も無いしな〜
こうゆうとき、女であることがちょっと悔しい。
男だったら好きなように勉強して、それからだって結婚・出産できるのに
なあ。


とにかく、少しずつ動かそうと思った。
まずは情報入れつつ、お金を貯めることと、
今の仕事を最大限頑張って自分に自信つけることだな。





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