読書記録

2026年08月07日(金) 家族と厄災 / 信田 さよ子

内容紹介 パンデミックは水面下の家族問題をあらわにした。家族で弱い立場に置かれた女性達の手さぐりと再生の軌跡を、臨床心理士が見つめる。ウェブマガジン『生きのびるブックス』連載を加筆修正、書き下ろしを加えて単行本化。


 パンデミックは、これまで見えなかった、見ないようにしていた問題を明るみにしました。コロナ禍は家族の中ですでに芽吹いていた変化を加速化させた、と信田さんは指摘します。家庭内でケア役割を担う主婦、安心して家にいられない10代の女性…。いわば家族で最も弱い立場にある女性たちに、その変化は重い負担としてのしかかりました。


これまで繰り返し言われたように、日本人は長いものに巻かれて、自分の得になるほうについていくだけだとすれば、不都合な記憶はどこかにしまわれることになるだろう。


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