東北大震災直後に殺人を犯してしまった真柴亮は、一通の手紙を手に北へ向かう途中、家族とはぐれた子供と出会う。 一方、刑事の陣内康介は、津波で娘を失い妻との距離を感じながらも仕事ゆえに真柴を追う。 両親と妻を津波で失った村木の、はぐれた息子を捜す姿に目頭を熱くした。 それにしても 正当防衛とも言えるような状況で連続殺人犯になってしまった真柴亮の哀れなことよ。本来は寡黙だけれど心優しい青年なのに。