読書記録

2023年03月18日(土) 無年金者ちとせの告白 / 西尾 潤




 車上生活者たちが彷徨う坂田パーキングエリア。年金も医療保険もない73歳のちとせと、引きこもりの息子と暮らす75歳の栄は、必死に働き、つましく暮らしていた。だが、ある男と出逢ったことで、思わぬ悪行に巻き込まれ…。

車上生活
介護破綻
介護殺人
漂流老人

長寿社会ゆえの悲喜交々
残酷な現実



初七日とは、死んだ人がやっと三途の川に立つ日のこと
流れの激しい川を渡らなくてはいけないか、緩やかな流れの川を渡るのか、最初に決まる日で、その日から七日ごとに七回も、閻魔様がどの川を渡らせるかお裁きする
それで、七回目の、最期の四十九日に来世に何になるかが決まって、ようやく旅立つんだそうです





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