夫婦の沙汰は、禍福の縄!正に、正に!!学生結婚で子供が出来たからには、相思相愛のラブラブな二人かと思いきや、長年の確執があったようだ。56年間の結婚生活、たくさんの涙、かなわなかった願い、それらを「禍」が、歳月を経て思いもかけぬ「福」と言えるまでの日々。夫が亡くなったからこそ書けるさまざまの思い。