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2007年03月03日(土) 雛祭り

今日は雛祭りですね。女の子の健やかな成長と健康を願うお祭りですが、桃の節句とも呼ばれます。旧暦のカレンダーにおける3月3日に桃の花が咲く季節であった事から、そのような言われがございます。

日本での起源は平安時代、貴族の女の子がお雛様を使って遊んでいたと言われており、この時代はまだお祭りや儀式としての形ではなく、あくまでも遊びごととしてとらえられ、「雛遊び」と呼ばれていた由来があるそうです。

これが江戸時代に入り、女の子の人形遊びと節句の儀式が結びついて全国に広まり、遊びとしてではなく、3月の節句に雛祭りを行うようになったと言われています。

ところで雛祭りは、桃の節句以外にも上巳(じょうし)の節句とも言われています。この上巳とは一体何をさしているのでしょうか・・・。
その意味は月の上旬の巳の日を言い、元々は3月の上巳の日に行われていたものが、後に3月3日に行われる形となりました。

昔の中国では、上巳の日に川で身を清めて不浄を祓う(はらう)習慣、上巳の祓というものがございました。平安時代、これが日本に取り入れられたと言われています。その行事が形を変え、小さな人の形をした紙や人形を作って、それに穢れ(けがれ)を移し、川や海に流して災いや厄をはらう「流し雛」という風習が、今でも残っております。

また人形(にんぎょう)は、読み方を変え「ひとがた」と読む事も出来ますが、文字通り人の形をした物に自分の肌身をすりつけて息を吹きかけ、一生の災いや厄を人形に身代わりにさせる・・・という意味も持ちます。そのような背景からも、一部ではとても重要な嫁入り道具として扱われていた面もございます。

普段目にするテレビのCMや新聞などでは、最初にお伝えした「健やかな成長と健康」という部分に焦点があてられる事が多いのですが、上記の風習があってはじめて健康を願えるお祭りになるのです。
占いのサイトという事もあり、女性からのご相談を多く頂きますが、皆様が健康で元気である事は、もしかしたら家にある雛人形が身代わりになってくれたのかもしれませんね。



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