茶畑
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2006年02月05日(日) 見えてきた

「立春」という言葉が本当に嬉しい。

大手メーカーに勤める友達に、こちらの状況を知らせるメールを送った。彼女曰く、仕事がつまらなく、周りの人の意識も低いのでやる気が失せている、3年経つか級が上がって異動できるのを待っているとのことだった。待遇だけはすごくいいので辞める気はないけど、大事なのは仕事内容だよ、私は派遣会社の方がいいと思う、と書いてあった。

大手メーカーが惜しい理由は待遇の良さと安定性だ。(それと、誰もが知っている超有名企業で働きたいという気持ちもある。)もう若くないので、今後はできれば転職を考えなくて済むようにしたい。しかし派遣会社だって決して待遇は悪くないし、業界ではトップクラスなので安定性もそれなりにある。メーカーではマニュアル部門の立場が弱いので、業績次第で子会社に丸投げとか非正社員ばかりで作業することがよくある。だから100%安定というわけではないのだ。そもそも公務員でもない限り、100%安定なんて望めないわけだが。

なんといっても仕事が面白い方がいい。ほぼ気持ちが固まってきた。明後日の面談で問題がなければ派遣会社に入社を決めるつもりだ。

人を派遣して中間マージンをもらうビジネスに抵抗を感じないわけではない。できれば間接雇用なんてない方がいいのだ。でも、それで助かっている人がいるのも事実。スタッフの満足度は高い会社だ。私のやる仕事は、スタッフにとって間違いなく役立つ。そう考えて、抵抗感と折り合いをつけるしかないだろう。


さて。
仕事面でようやく光が見え、心に余裕が出てきたので恋について考えるようになった。恋心は全く弱まっていない。山岳会に行かなくなり、会社もつまらなくて気分転換ができない状況だったのだから当然だ。11月から1月までは、何とかしなければと足掻いていたけれど、今は無理に気持ちを抑えなくてもいいと思うようになった。好きなのだから好きでいればいい。旦那のことだって大事にしている。これからも大事にしていくのだ。

派遣会社に入社すると、勤務先が彼の家から目と鼻の先になる。旦那は、口には出さないものの心配しているようだ。山岳会の幹部連中もまた裏で騒ぐのかもしれない…知ったこっちゃないが。彼も私も子供じゃない。お互いに自分のことも相手のことも考えて、必要以上に連絡を取ることはしていない。これまでも、これからも。


茶葉 |MAILHomePage