茶畑
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2004年11月30日(火) 落ち着き

色々と揺れ動いた11月ももう終わりだ。今日は2回目の結婚記念日なのでした。

嫌々ながらやっていたフリーの仕事もどうにか形にして、昨日、別のライターさんに引き継いでようやく安心。お客さん(プロダクションではなく、そこに今回の仕事を発注した会社)はけっこう気分を悪くしたようで、プロダクションのディレクターK氏は「ライターが急にお勤めすることになりまして…」と、予想通り私が悪いかのような言い方をしていた。言い方だけでなく本心からそう思っているのかもしれない。仕事を依頼する際に「200字程度のインタビュー」とか何とか極めて曖昧な言い方をしていたことなんて忘れているのだろう。ま、もう終わったんだからいいや。あとはしーらないっと。頑張ってちょんまげ。

明日から働けると思うと、不安より喜びの方が大きい。平日の昼にのんびりできるのもこれが最後かと思うと寂しい気がしなくもないが、それより何より、これでひとまず将来に対する迷いや不安から解放される。この安心感がたまらない。ちゃんとした仕事があってこその休息であり解放感なのだ。ああ落ち着く落ち着く。

安心したからなのか今日から生理になった。前回、生理前の兆候がありながら少量の出血で終わってしまい、それ以来1ヶ月以上音沙汰なし。トータルでは2ヶ月来ていなかった。やはり精神状態が生理にまともに影響してくるようだ。生活習慣が乱れていたのも理由の一つかもしれない。

昨日、打ち合わせが終わってから、ディレクターK氏と、仕事を引き継いでくれたライターOさんと3人でお茶を飲んできた。仕事に慣れたら土日などでバイトをお願いしたいようなことをおっしゃるK氏。「土日に働きたくないからメーカーなんですよ(笑)」と言ってきた。編集者のNさんもディレクターK氏も、仕事がたくさんあって大変だから手伝って欲しいような話をいつもしている癖に、実際に依頼が来るのは3〜4ヶ月に一度だ。自分たちは忙しいからそういう意識はないのかもしれないし、手が足りないという気持ちに嘘はないのだろうが。

年10万かそこらで人を確保したいなんて甘いんだってば。

自分のところだけでは十分な仕事を回せないから、他のところでも仕事を得つつ、必要とあらば手伝って欲しいという考え方も同じだ。要は安く都合良く。フリーというのはそういう立場なのかもしれない。乃南アサの小説に「自由業というのは結局のところ不自由業なのだ」という一節があった。自由なのは仕事を依頼する側なのであって、依頼される側は依頼者の都合に振り回されているだけだ、と。本当にその通りだ。それでも会社に縛られていたくないと思う人がフリーになっているのだろう。それで成功して、趣味も楽しみつつ仕事を続けている人も実際にいるのだ。

私はそこまでの実力がないし、ある程度仕事のスケジュールが決まっている方がいいので、当分は雇われ人生でいいや。そのうち本気で育児のことを考えることになれば独立も有効な選択肢かもしれないが。

勤め始めればまた色々あるのだろうが、フリーでいたときの不安感や焦燥感を思い出して頑張ろう。正社員になれるといいな。


茶葉 |MAILHomePage