茶畑
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転職(事実上の再就職)にようやく本格的な光が見えてきた。
昨日、派遣会社から電話があり、中堅機械メーカーでのマニュアルライターの仕事を紹介された。特定の業者向けの機械を作っている会社なので名前はそれほど知られていないものの、堅実な経営をしているようだ。何よりうれしいのは、マニュアルの仕事なのに残業がほとんどないこと。それでいて海外とのやりとりやDTPの作業もあるのでスキルアップもできそうだ。いいじゃんいいじゃん。
9月に採用試験を受けたメーカーの関連企業らしく、最寄り駅が同じだったりするのだが、まあいいや。今のアパートからも実家周辺の駅からも、乗り換えは多いもののだいたい1時間前後で通勤できる。よかったよかった。
この会社の派遣の仕事はインターネットにも掲載されていて、どうやら紹介予定派遣でも募集しているようだ。頑張れば1年後には正社員になれるかもしれない。
実は8月にも一度同じメーカーの仕事を紹介されたのだが、その時は採用試験の最中だったので断った。派遣会社の担当者と話したら、労働環境もそれほど悪くないようなので、もう一度紹介が来て良かった。来週中に先方の担当者と会う予定だが、今度こそ決まって欲しい。先日メールを送ったマニュアル制作会社も良さそうだが、いかんせん制作会社なので残業休出は避けられないだろう。一度は覚悟を決めたものの、できればそれらは少ない方がいいのだ。家庭のためにも趣味のためにも。
ちょうど昨日は、フリーの仕事をくれているNさんと会ってゲラを渡し、今後について話をしてきた。その時点では派遣の仕事の具体的な話はまだ聞いていなかったのだが。
前々から電話などでも何度か話をしていたのだが、収入面などの問題で会社勤めをしたい旨を改めて話すと、色々な言い方で引き留めようとした。曰く、会社人間なら誰にでもなれる、あの時こうしておけば良かったと後悔するかもしれない、もっと良く考えた方がいい、等々。そんな状態では辛いことがあった時に乗り越えられないなどと説教臭いことまで言われた。最後には愚痴めいたことも。もちろんこちらは前の会社を辞めると決めてから1年近く、散々悩んで方向性を決めたわけで、何を言われても負けはしなかった。
貴方からもらった仕事はこの1年でたったの2本、10万だけですから!残念!!
小遣いにもならないような額の仕事しか回さないで人をキープしたいなんて甘いよ。人を使うのはお金がかかることなんだよ。
昨日の話しぶりからもNさんはお金に余裕がないことが伺われた。私は家を買うから定収入がないとダメなのだ、という話をしているのに、幸せとは云々などと、ずれた返答をしてくる。安く都合良く使える人間が欲しいのだろうが、ボランティアじゃないんだからさ。こちらにも人生ってもんがある。子供が3人いるし、年齢的に会社勤めを考えるのは本当に大変だと言っていたけど、家族がいるのに40歳でフリーになったのも子供を3人も作ったのもNさんが決めたことで、それで辛いの何のと言われても私には関係ない。逆にそういう姿を見て、やっぱりフリーは嫌かも、という認識を新たにしてしまったのだ。
私としてもNさんを利用してスキルアップを図りたいという気持ちはあるので、副業で何とか仕事を受けられるかもしれないという話はしてきた。向こうも手が欲しいから、今後も連絡を取り合おうという話をして終わったが、お互いに不信感が募ってしまい雰囲気はかなりギスギスしていた。いったん不信感を感じてしまったら、協力し合って仕事をするのは無理かもしれない。それはそれで仕方がないことだ。
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