さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年06月14日(火) ガラスケース




明後日から、名古屋での新入荷フェアが始まります。昨日からぼちぼちフェアの準備に、商品のディスプレイを始めました。今回から什器も増えて、ディスプレイにも力が入ります。

この日本製の古いガラスケース、もうひとつのイギリス製アンティークのチェストと古いミシンと一緒に、名古屋の四谷通りにあったお店「桜乃」からやってきました。名古屋にお住まいの方なら、ご存知の方も多いかと思います。アンティーク雑貨やビーズなどを扱っていた可愛いお店「桜乃」は、うちと同じく今年10周年を迎えるはずでしたが、この3月に惜しまれながらクローズされました。

「桜乃」のオーナーだった森田さん、加藤さんと仲良くさせていただいていたお陰で、思いがけず譲っていただくことになったこのガラスケースは、もともとサロンに置いていた昭和初期のガラスケース3点セットとも雰囲気がぴったり。もう一度白くペイントし直し(筆や刷毛なら任せて!美大出身の私はペンキ塗りが得意です!)、ソーイングのツールやハンドメイドのレースをディスプレイすると、商品もぐっとグレードアップして見えます。

商品のディスプレイは、私の大好きな仕事。チェストの上にはフォトフレームや、ミラーを並べて淑女のブドワール風に、ミシンの上にはソーイング小物やクッションなどを置き、赤い色で統一。思わず、自分で「可愛い〜。」と呟いてしまいます。明日、仕上げをして明後日からのフェアに備えます。

さて、「桜乃」をクローズされた森田さん、加藤さんは、それぞれ新たな一歩を踏み出されています。森田さんは、「色葉(いろは)」という名前で、再びアンティークやビーズのお仕事を始められました。またお客様にも、お目にかかる機会があるかもしれませんね。

さぁ、私は今からペチコートのアイロン掛け。今回は可愛いペチコートが色々新入荷していますよ!


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