ヒロの夢日記

2020年06月13日(土) 濃硫酸の風呂

私は工場の建ち並ぶ街を徘徊していた。街中が科学薬品のような刺激臭で満たされていた。とても耐えられない。一件の町工場に入ってみた。そこには鉛で出来た風呂のようなものが有った。小さな兵隊さん達が風呂の中に整列する。私もそれに混じった。相変わらず刺激臭が脳天まで染みる。風呂にはドボドボと濃硫酸が注がれていった。肌が焼けるように熱い。しかし風呂から出てはいけない決まりなので私は苦痛に耐えた。皮膚が剥がれていく。喫水線が頭を越えた。今度は息が出来ない。しかしあの刺激臭から解放されて幸せだった。


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