| 2008年06月05日(木) |
狼になれたらよかった |
「狼になれたらよかった」
いつも何かに縛られ いつも誰かに気を遣い顔色を伺い 気を配り神経をすり減らし続けて
いつか それが 当たり前になっていた
そんなこと自分が止めればいい 簡単なことだと 他人(ひと)はいうかもしれない オマエはただ偽善者なだけだと
だけど こうしてはじめて壊れずに成り立っている世界だってある
壊してしまうには愛しすぎる世界を 抱え込んでコワレテいくわたしはきっと愚かなのだろう
悲劇のヒロインを気取るつもりもない そんなキレイなもんじゃない
心に修羅を深く沈めて 穏やかな羊の顔をしてメェと啼く
アノヒトだったら大丈夫 と 甘く見られ 軽んじられ それでも牙を隠し続ける
もう疲れてしまっただけ
すれば済む我慢ならした方がいい ただ それだけ
それでこの世界がうまくまわっていくのならば
ああ だけど こんな役回り したくてしてるわけじゃない
肥大していく世界に押しつぶされそうになりながら わたしは闇に向かって吼えようとするが もう 掠れた声しか出ない
ココロを守る為に身についた習性
気がつけば牙も抜け落ち
狼になれたらよかった
なれるものなら わたしだって
狼になりたかった
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ゆうなぎ
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