秘 密 主 義 者 秘 密 主 義 者

2005年10月21日(金) © ごめんっ兎に角、他意は無かったのっ。

其の都度、穏やかに恋愛してきましたが
年下・同い年・年上・同棲・社内恋愛・不倫
数少ない恋愛の中でも、一通りの事
一通りの悪事をやって来たワタクシアキラ、の初になる大失敗。

いゃ、イージーミスなのです。本当にイージーミスなだけにコノっ〔何〕

其の夜、日課の就寝前の挨拶、ヒナは
『おやすみ、姫。』と言った。

そぅヒナは、時々ワタシの事を”姫”と形容する
そんな彼の携帯、ワタシ専用のメールフォルダ名は勿論”姫”。
イタイ、とか言わない!〔誰に?〕

そんなヒナに、恥ずかしいくせに平気な顔して
『おやすみ、ダァリン。』等と返すワタシ。

アホ2人。えぇ判っていますとも。

でも、此の日のワタシは
”何か違う事言えないかな?”と余計な事を考え
”殿?爺・・・?それとも・・・・あ・な・た?”等と
一瞬の内に色んな言葉が、頭を巡った。


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・・・・ワタシハ、サイテイ。

そして翌日、ヒナは言った。
『昨日、アキラ変な事言ってたよね?』

あ・・・やっぱり気付いてました?あいたたた。

『えっ何が?』
しらばっくれながらも、挙動不審のワタシ。

ヒナは追い討ちをかける。
『うん、”コウたん”言うてたで?俺の名前を
 変えて言うたんかと思ったけど、ちゃうよなぁ?』

・・・・・・・

そう、元彼の名前は”コウ”
光太→コウタ、でコウたん。

ヒナは
光那→ヒナ、当て字なのだ。

だから光那の光を”コウ”と読んで”コウたん”
になったのかと一瞬、思ったらしい。

『あ・・・え・・・そうだよ?コウって読んでコウたんだよ?』

・・・・・苦し過ぎる・・押し通せる訳無い。

ヒナは言った。
『コウって名前やったんや、てか・・・コウたんって呼んでたんや・・・。』

い、いや。
”サン”付け、呼び捨てがメインでしたよっっ。とは言えず。はぅっ。
でも、ワタシは必死。

『や、ごめんっ。ほら最近電話で話したでしょう?
 だから・・・だからほら、ポロっと・・・・。』

何がポロっと、だ。死ね。死んで仕舞えワタシ。

しかし、言い訳は墓穴へと繋がって行く。

『電話したんや・・・。』
『やだっ、言ったでしょう?ヒナの事話したからね、って。』

えぇ、えぇ。確かに言いました。言いましたよワタシ〔強調〕

『そっかぁ。』
そう、そうだよ。そうなんだよ。

そしてヒナは言った。

『でも、寝る前の意識がはっきりしてない時だったから・・・』

だったから?だったからまぁOKですよね?許されますよね?

『無意識で出たんかと思うと、ちょっと辛い。』


・・・・・そっちか!



ホントにごめんなさい。








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