秘 密 主 義 者 秘 密 主 義 者

2005年06月28日(火) © 貴方が好きだから、好きって言うの。

秋クンと久し振りに一緒に過ごした
ホントにホントに久し振り。

先に部屋で待ってると、仕事上がりの彼が帰って来た
抱き締めて、キスをして・・・何かこんなに情熱的なのは久し振り

ベッドでゴロゴロ戯れていると
『俺の事好きか?』と聞かれる。
『好きだよ、とっても。』

何故、彼が急にそんな事を聞いたのか
彼の話を聞いて判った。

『お前が俺を好きだって言えば言うほど不安になる。』
『如何して?』

有り得なくないっ!?好きだと言われて安心する事はあっても
不安になる事って有る訳?何だ其れ。

『俺と北川は似てる処が結構あるだろ?俺から見ても似てると思うんだ。』
確かに秋クンと北川氏は、性格や行動が似ている。
其れは、北川氏は秋クンを尊敬してるから、知らず知らずに似てきたのだろう。
勿論、元からの性格も有るけれど。

『まぁ、似てる処有るね。』
『だから、お前が俺を好きだと思えば思うほど・・・』
『北川氏の事も好きになる可能性が有る、から?』
秋クンの言葉を、ワタシが変わりに続けた。
すると秋クンは
『なると思う、から。』と、言った。
『ワタシが好きなのは秋クンだよ?』
彼は頷き、一旦話は終わった、かのように見えた。

北川氏はワタシの4つ年下で去年、離婚を経験している。
『妻子持ちにばかりモテてもねぇ・・・。』苦笑しながら呟いたワタシ。
『ホント妻子持ちに人気だね。』彼も笑った。

いや、笑えないから、ね。

『そういや、北川の離婚の真相知ってる?』
『詳しくは知らない。』
『くくくっ・・・。』彼は笑いを堪えてる。

『何?』と聞くとワタシを指さした。
・・・・・まじですか。

俺様、一枚かんでるんですか。

『まぁ、結果的にお前が原因ではないけど、お前の事があったからだろうな。』

・・・・
其れが貴方だったら、と思って仕舞うワタシはダメな女です、はい。
思わないようにしようと思っても、如何しても零れて仕舞う気持ち。

勿論、本人には言えません、が。

北川氏の事があったからなのか、此処最近元気がなく
やる気も気力も、セックスする気さえ起きないと言っていた彼なのに

イチャイチャイ、ネチネチ責め始めてるのは何故でしょう。

『ね?無気力だったんじゃないの?』
『如何してもお前を抱きたいの、凄くしたいの、嫌か?』

・・・・大歓迎ですが?

他人に取られそうになると惜しくなる心境なのか判らないけれど
部屋に帰って来た時から、普段言わない”愛してるよ”をくれたりして
不思議ではあったんだけど。

彼は彼なりに、ワタシを想ってくれているらしい。
幸せ、でした。

そして
『北川、お前には凄く幸せになって欲しいって言ってたぞ
 勿論、俺も思ってるけど。』 と言ったので

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頷いて”うん、する”と言った彼。
幸せ補充、伝え合えなかった気持ちを伝え
沢山の気持ちを貰って、ワタシの不安は杞憂に終わった。
てか、きっとすぐ不安になり過ぎなのね、俺様。

ホントにホントに幸せだった。
彼の気持ちも、行動も、言葉も
彼のくれた、何もかもが嬉しくて、幸せで。

本当に”幸せ”としか言い様が無い、夜だった。
秋クン、ワタシはまた全力で貴方を好きで居るパワーを持てたよ。有難う、ね。
ワタシは、貴方がワタシを好きで居てくれる限り
貴方の傍で頑張りたい、そう心から思った。






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