銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年04月09日(日) 実家に帰って

この土日は愛知県の実家に帰って過ごした。

両親には自分の今置かれている状況を、病状のことも含めて詳しく話した。

両親は「そんなことなら帰っておいでよ」と言ってくれた。

僕が「会社は辞めるかもしれない」と言うと、「他にも仕事はあるんだから」と言うあたたかい言葉が返ってきた。

僕には帰るところがある、そう思うと少し気が楽になった。

両親は僕のことを気遣ってくれて、日曜には花見に連れて行ってくれた。

花見をする気持ちにはなれなくとも、その心遣いがうれしかった。

両親と話をしているとき、僕は何度も泣いた。

両親も僕が泣くとは思っていなかったろう。

僕は全てを吐き出していた。


両親には、実家に帰ってくるかもしれないことを告げた。

いつでも帰って来いと言ってくれた。

僕も、そうするつもりだ。


もし僕が帰ってくることになった場合の、今住んでいるアパートの荷物の扱いまで詰めて話し合った。

僕は本当にいつでも実家に帰ってこられるのだ。

いつでも、ゼロからやり直せるのだ。


実家に本当のことを話せてよかった。

これからは、少し気楽に毎日過ごせるかもしれない。

自分には、帰る場所があるんだと思うことで。


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士郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

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