先日の日曜日、僕のお別れ会のようなものを職場の人が開いてくれたのだが、今日、ひょんなことからもう一度、やはり職場の人たちで、僕のお別れ会を開催することになった。
日曜日のお別れ会は、職場のごく一部の人たちで開いたものだったのだが、後日、お別れ会があったことを知った、そのとき参加していなかった人たちが、「なんで僕らを呼んでくれなかったの!?」と言い出したのが、お別れ会を二回もやることになったきっかけだった。
僕の顔を最後に見たいというのだ。
こんなかたちで職場を去るにも関わらず、僕が職場を去ることを惜しんでくれる人がいることを知って、僕は本当に嬉しかった。
また、僕が職場で嫌われていたわけでも避けられていたわけでもないことを知って安心した。
飲み会の最後、僕はみんなと固い握手をして回った。
仕事で貢献できなかった僕だが、みんなと心のどこかでつながることだけは出来たのかもしれない。
東京に来て、いろんな人と出会えて、それだけは本当に良かったと思う。
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