コミュニケーション。
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気だけは早くて申し訳ないと書いたが、 まだマタニティーブルーの残る中、そういうことでも考えないと楽しみがないのだった。 今度こそ何か手作りして待っていてやりたいが、 性別がわからなければ色も決められないし、 (黄色はどちらにでも使えるけどあまりに赤ちゃんオーラが出ていやだ)
イベントには行かないと決めて、その手配も着々と進む中、 今回のイベントは10周年ということがもたげて、 イベントの公式ページを見るたびに辛くなってしまう。 そんなの当たり前でしょ、新しい家族が優先よ、とらくらく割り切れる人間だったらよかったのに。 まぁ、そういう人は産後クライシスにもならないだろうし、 この人たちに救われた…!って追っかけになることもなさそう。
というのは、自分が立派に産後クライシス状態だったことを、 今更ながらに実感したからだった。 でも、別に夫に嫌気がさして、がメインじゃなくて、むしろ、 私のほうが自分や環境の変化についていけなくて、 もっともっと夫に構ってもらいたくて、愛されたくて、 愛されてない…と負のスパイラルに落ち込んで、全然可愛い女じゃなかった。
幸いにも息子の世話に追われたり、娘を妊娠したりして、 とてもじゃないけれど離婚を具体的に行動に移せはしなかった。
それが、娘が保育園に行ってくれたころ、私はiPhoneに出逢い、 電王に出逢ったのだった。 まさに命の水と思しき感覚で、死んでいた「感性」が生き返っていくようだった。 そこから更に縁で声優のラジオに出会い、瞬く間にとりこになった。
とりこになってお金はなくなるわ遠征するわと忙しいけれど、 少なくとも、私は活き活きとして、夫に愛されないなどと無駄に悩むことがなくなった。 そもそも、夫は夫で精一杯私を愛してくれているのである。 それを穿って、更に求めて、ややこしくしていたのは私だけであって、 その葛藤が、彼らを愛することで発散されて、 夫に100%求めていくことはなくなって、本当に楽になった。
もちろん、離婚しなかったことは娘のおかげ、というのはあるけれど、 私を元気にしてくれた彼らのことも、恩人だと思っている。
だからまぁ、そう思うと、恩人なのだから、無理に会う必要はなく、 どういう形であれ彼らに恩返しができればいいではないか…という心境には、 やっとなれたんだけどね…。 うぅ…。
さて、手作りの品の話に戻るけど、 今のところ考えているのは、フェリシモのパッチワークおくるみと、 オーガニックウールでのおくるみ。 生まれてくるのが1月なので、娘のときより寒そうだなぁと思い。
棒針モチーフを継ぎ合わせようかなぁ。 かぎ針って糸始末がめんどくさくて。
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