コミュニケーション。
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夫婦も3年目を過ごす今、 上手な仲直りは増えた。
しかし、年をとって物が言えるようになった私に、 不満の増える夫。 スキンシップが足りない、と泣く私に、 ため息をつく夫。 ケンカになれないすれ違いも、増えた。
このまま離れてゆくのか…と漠然と感じていた私。 改善したいのに、わからない。 もどかしくて、またイライラする。 毎日は待ってくれないし、 子どもと遊んでいたら忘れてしまって、 思い出してはまた苦しくなる。
不必要にお互いを傷つける、そんなことも増えた。 傷つけられても笑えるほど、もう私も強くない。 あなたに愛されて、安心出来たのに… 誰にも言えない恨み言だけが溜まっていた。 自分も悪いことも知っていた。 素直になれなかった。
そんななか、疑惑が持ち上がり。 私たちの仲は最高に険悪化した。 夫は不満や失望を隠さず、ブツブツ文句を言い、 そんな夫に私も失望して、言いたいこと言い、 実家に帰り、時間の助けを借りてでしか、 仲直りも出来なかった。 ただそんな仲直りは、今までより、 お互いに優しくなれている気がした。
疑惑の真相は、先日わかった。 妊娠4ヶ月。 私だけが欲しがった、2人目。 前に彼も欲しがっていたけど、この不景気で忘れたらしい。
はっきりして、またケンカになったけど。 たくさん泣いたけど。 セックスレスだと悩んでいた私が、妊娠するなんて。 ケンカもすれ違いも増えた中を縫って、 命が宿るなんて。 私には、また運命としか思えなかった。
長男のときもそう思った。 寺島とは、あれだけ狂いながら出来なかったのに、って。
いろいろ暴言を吐きながらも、夫は、 無事に生まれてきますように、と言ってくれた。
私は、夫に役立ててない妻だし、 夫だって、私を受け入れるほど優しくないし、 だからまたケンカもするのだろうけど、
新しい子を運命と位置づけて頑張れる私と、 ダメな私を鼓舞しながら傍にいてくれる夫が、 まだいるのだから、 諦めない価値はあるのだと、今は思える。
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