コミュニケーション。
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2007年07月16日(月) 夜の会議。








藤原君と予想を立てた。






あたし : 




「多分、俺が捨てたからこうなった…とか思うだろうね」





藤原君 :




「絶対言うだろうな。戻ってくるんじゃない?峰さんのときみたいに」





あたし :




「あぁね、そういえば戻ってきたよね」




藤原君 :




「いろいろ言いそうだなぁ…社長のどこどこが悪い、とかさ」




あたし :



「言いそう言いそう。あたしが自分を好きってなってないと安心しないんだよね。



でも、だからって例えばあたしがフリーになってもね。



付き合ったりは、しないんだよ」






そりゃぁわからない、

といつものように藤原君が笑って、

寺島の反応予測は終わった。






社長と飲みに行く日、
たまたま寺島が家に来て、


「気をつけてね」


とかなんとか言ってたので、
多分、今度会ったら聞いてくるだろう、
そこで隠しきれるかしら、という話からこうなったのだけど、


正直、後半の予測はどうでもよろしい。
週に1回必ず来るだけでも迷惑なのに、
戻ってこられたって余裕ないの!




やっぱり隠さなきゃね…。
うるさいだろうしね…。


ユミちゃんが、最初、
自分と前の彼氏を二股してたのも、
傷になってるだろうしね…。





まぁそんな寺島談義よりも、


とりあえず、



いろいろ含むところはあったようだけど、
こんな不埒なあたしを受け入れてくれた藤原君に感謝して、
夜の会議は終わったのでした。






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そうしてまたしばらくは、
マリちゃんマリちゃんと懐くだろうから。




その「しばらく」さえもあたしにはないのだ。





雪絵 |MAILHOMEBLOG

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