コミュニケーション。
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前日の日記にて、 一昨日、レギュラー総出演だった、と書きました。
最近の私と関わっている男の人たち皆に会った。
その夜、藤原君と、
「こんなに揃ったのは初めてじゃないのか?
修羅場が近いんじゃね?」
と笑いました。
まさか、次の日だとは思いもせず。
本家日記のように、 私なりに情感込めて書いていたら、ものすごく長くなるので、 結論から、ご報告。
寺島と、お別れしました。
もう何度目なのか、本当に数え切れなくて、 だから今度も、馬鹿らしいなぁと思うけど。
でも、決めるときに迷うことは、ありませんでした。
理由は、
寺島とユミちゃんのよりが戻ったから。
嬉しそうにリングを光らせる寺島を、 もう見ていられない、と思いました。
タイミングも悪かった。 先週、寺島が峰さんに嫉妬して、 私にベタベタくっついてきたとき、 つい私も嬉しくて、 必要以上に寺島を信じて、抱かれてしまってたのでした。
それがなければ、今までどおり、 これからも、寺島を見守れたかもしれないけど。
よりが戻った、と報告してきた後も、 私を求めてくる寺島を見て、 涙が、止まりませんでした。
もう本当にダメなんだ、と思った。
私が不機嫌そうにすると、慌てて機嫌を直そうとしたり。 未だにカメラマンの悪口を言ったり、 だから、寺島は、私と縁を切る気なんか、なかったと思うけど。
無理だ、と思った。 顔も見たくないと思った。
今、涙は出してないけど。 泣き出したら、いつ止まるかわからないから、泣きたくない。
よりが戻った、って聞いた後。
とりあえず、藤原君に電話して。 今日を最後にしようと思う、って言って。
飲み会をしよう、となってたので、後でね、と言って電話を切って。
誰かの声が聞きたくて、月野さんに電話した。
涙がうっすら出ていたんだけど、 電話に出た月野さんが、
「泣いてるのか?どうした?」
と、びっくりしてくれて。 余計涙が出そうで、会いたくて仕方なくて、
でもよく考えたら、月野さんに、 元彼がどうのこうのなんて言えるわけなくて。
「落ち込んだから、月野さんの声が聞きたかったの。
でも、理由を後で考えたら、言うのは恥ずかしくて」
と言ったら、
「そんなときもある」
と、ただ肯定してくれて、 私は、ずいぶんとわがままを言ってるなあ、と思った。
飲み会の買出しに、寺島と行って。 何度も泣きそうになったけど、我慢して。
帰り道を歩いていたら、 見覚えのあるナンバーの車が、信号待ちしていて。
通り過ぎながら中を見たら、やっぱり月野さんだった。
「ちょっと行ってて陽ちゃん…知り合いが」
そう言って車に近づいていったのはいいけど、 月野さんが全然こっちを向かないので、 あー、気づく前に信号変わっちゃうかなぁ、と思ったら、
月野さんが振り向いて、 取り乱した様子で、向こうを指差したので、 あぁ、今声をかけてはいけない、と気づいて、 急いで寺島の横に戻った。
寺島は、
「あれ?知り合いは?」
と言ったけど、
「何でもないの」
と返した。
月野さんの存在が寺島にバレると命取りなのに、 よく近づこうとしたなぁ、と今は思うけど、 バレないようにするってのももう面倒だったし、 電話で月野さんに会いたくなってたってのもあったし。
縁切った今はどうでもいい。
まったく、寺島を失うと、 私はすぐ、イカれたことをやらかす。
昨日の飲み会は、いつになくハイテンションになれた。 お酒が本当に美味しかった。
もう寺島と会わないなんて、実感がなくて。 多分それは向こうも同じで、 1週間くらいしたら、お互い寂しくなるのだと思うけど。
また、うちのチャイムを鳴らす寺島では、もうないと思うし。 鳴らされても、開けられる私じゃ、もうないから。
次会ったときは、笑えるとき。
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