コミュニケーション。
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2006年04月29日(土) とても自然に彼に近づいて、腕を伸ばした彼女。





悔しさで息がつまって、涙が溢れるなんて今までなかった。
悔しいと叫ぶように呟いて、嗚咽を絶え間なく漏らす自分なんて、
カッコ悪すぎて想像したこともなかった。
あたしはいつも。
頭で全て予測して、備えているつもりでいる。
それでも感情がついていけないことが、とても、悔しかった。
ついていけないなら予測なんかするなよ。




ユミちゃんと寺島のツーショットだって、頭に思い描けていたのだ。
全然予想外なんかじゃなかった。
多分、そこで寺島に話し掛けることも許されないという距離が、
限りなく寂しく、悔しかったのだ。






涙は国道沿いの道でも止まらなかった。
ほとんどが嗚咽だった。





















悔しかった。























いつも寺島と上っていた坂道。
自転車で踏ん張って上るか、歩いて上るか。
あたしは歩いて上るほうが、寺島と喋れるからよかったのに、
いつも寺島がどちらを選ぶか待っていた。

そんな自分が、情けなくて、愚かで。




友達として話したかったことも、話せなかった。
たった数秒間の出来事でこんなにも心乱されて。

乱されるほど愛していたのに、と、今更思って。





家に着いた途端、泣き崩れた。
弟は驚きながらも、あたしの傍に来て、
彼が思いつく限りの励ましのセリフを並べてくれた。
一人じゃないと実感することが、今のあたしに最も効く薬だった。
そんなことはもう十分に知っているのに。

ありがとう。


















大丈夫。
少しずつでも、未来のビジョンは見えてきている。

今日の悔しさは、バネに出来る。
このあたしが負けっぱなしだなんて、それこそ許されない。
あたしの、普段は(多分)隠されたプライドに誓ってやる。
絶対に見返してやる。
見てろよ。





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やっぱり文章を書くことは、あたしにとって大事なこと。
すっきりした♪

長いバイト、いってきまーす!




雪絵 |MAILHOMEBLOG

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