コミュニケーション。
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2006年03月28日(火) 手遅れ。



本家、あすこからハッピーエンドにもっていかないといけないんですけどね。
正直、今の私には無理。



今日は寺島と、久しぶりにデートらしいデートしました。
昼から部屋でゴロゴロして、
夕方からデパート行って、買い物して、
ファミレスで夕ご飯食べて一緒に帰って。


ゴロゴロしてるとき、
これも本当に久しぶりに、寺島の胸で泣いた。

何があったわけでもない。
寺島が浮気したわけじゃないし、
喧嘩でもない。
寺島は困りながらも、ずっと胸に抱いていてくれて、
髪を撫でていてくれた。



何からここに書けばいいのかわからないけど、
要するに寺島の好みは子悪魔的に振舞う女で、
私のしぐさはひとっつも可愛いとは思わないと言うのだ。
ひとっつもかどうか確かめることは私には出来なかったが、
「もうちょっと可愛くなって」と彼は言ったのだから、
可愛くないことは決定なんでしょ。
何が可愛くないのかって、例えば拗ねるところとか、ネガティブなところとか、
と挙げられて、
「じゃあどうしろっていうのさー」と泣き言言いながら背中を向けた時点で、
あ、これが可愛くないんだと自分でもわかった。



浮気したよ、ってまた嘘吐いて、私をからかっていて、
嘘だとわかっていたけど、何かが怖かった。
浮気したことになっている相手は、子悪魔な女…
私の涙腺の動向を完全に把握していて、
出る直前に嘘だよ嘘だよと笑って抱きしめてくれるけど、




なんだかもう、手遅れな気がするの。




君の好みの子悪魔的な振る舞いをしないと好きだと思ってもらえないのかな。
そうじゃなくても好きだと思ってはくれているんだろうけど、
本人の自覚がないなら一緒だ。
子悪魔じゃなくても、私の性格がいいことは、周りの人たちが言ってくれるけど、
近くにいる俺はわからない、とまで言っていたからなぁ。



私は、私自身の振る舞いを捨ててまで彼の好みにならないといけないのかなぁ。
疑問。





その後、私の部屋を改造するためのいろいろを買いに行った。
デパートの服売り場を歩き回って、これは?これは?と寺島に聞く。
私がいつもためらってしまう服を、こんなのも着て大丈夫だよ、と言ってくれる。
これはダメ、これもダメ、って片っ端から言われるけど、
私が輝くための服を選んでくれているわけで、だから嬉しかった。
別に嫌われてるわけじゃない。



今でも私が浮気したら嫉妬する?と聞いたら、
どこからが浮気?と聞くので、どこからでも、陽ちゃんのラインで、と言った。
するとキスから、というので、じゃぁキスしたら?と聞いたら、
相手の唇はないだろうな、と言われた。


浮気したって嘘を私が信じかけていると、
抱き寄せてキスの雨を降らせていた。
ひとつひとつ拭うと、笑いながら落ち込んでた。




もう何が真実かよくわからない。
いつか君とは永遠に離れてしまうのだろうか。






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