昨日の夕食時、突然リビングに響き渡る、何やら耳慣れない電子音。 「なに?」という顔できょろついていると、いきなり立ち上がった父が自分の携帯をひっつかみ、「そうそう、今日は宇宙ステーションが見えるって聞いたけん、アラームをセットしとったんよ!」。
私「え、宇宙ステーション?」 父「国際宇宙ステーションがな、横切っていくのが肉眼で見えるんやって」 母「そりゃあ見んといかん!出てみよう!」 私「簡単に見えるの?」 父「見えるらしいよ。南西の空から北西の空に動いていくって」
というわけで、夕食を全員で中断し、自宅近くの堤防にのぼる父母娘。
私「うわっ暗っ!懐中電灯持ってきたらよかった」 母「どこらへんに見えるん?」 私「南西やけん、あっちよあっち。……あれじゃないの?」 父「どれ?」 私「あの真正面の。あれ星じゃないやろ、動いてるし。あの動き方は飛行機でもないし」 母「あっ、ほんとほんと!あれじゃ!うわー、動くの早っ!」 父「早いなあ!」 私「すごーい、こんなにはっきり見えるんや!」 母「あー、見えんなる見えんなる。…あー、消えてしもた」 私「あれ、確か宇宙飛行士の誰やらさんが乗っとるんよね」 母「そうそう、誰やらさんよね、お父さん」 父「うん、誰やらさんよ」
夕飯を中断したうえ、一家総出でオペラグラスまで持って大騒ぎしたわりに、乗っている日本人宇宙飛行士さんの名前が、誰の口からも出てこない困った家族。
父「ええとええと…あっ思い出した、星出さんじゃ!」 私「星出さん!なんという宇宙飛行士にピッタリな名前!」 母「言われてみたらそうじゃねえ!」
たった数分の出来事ながら、大盛り上がりした宇宙ステーション観測でした。あれに人が乗っているんだと考えると、実にロマンですねえ! 実際に人類が、SFみたく宇宙を自在に航海できるようになるのかどうかは、現段階ではかなりアヤシイ気がしますが(宇宙ってなんだかもう無闇に手ごわそうだから)、それでも無条件に心が躍ります。 ものっすごい遠い未来に、平和なSF世界が現実になっていたなら素敵。
気分はローマの休日
さあ、宇宙へのロマンをキラキラ目で語っておいて、本日のリクエストに参りましょう。 今日のお題はこちら!
「マックスが実は亡命中の某国の姫で、兄さんとアルが追っ手の刺客の悪者から守る」。
何を隠そう、企画開始直後、一番乗りでのリクエストでした。 「マックスはクーデターか何かで亡命中」のお姫様。 時代考証は姫騎士兄弟みたいなノリでも、普通にエルリック隊テイストっぽいのでもOKということでしたので、後者にさせていただきました。
マックスがお姫様という辺りは、如何様にして表現すりゃあいいものか、しかしまさか奴にドレスを着せるわけにもいくまい、どうするどうする…と5分くらいは頭をひねりましたが(短いな!)、結局「男装の麗人みたいなお姫様が世の中に一人くらい居てもいいんじゃない、そういうお姫様だと思って心の目にフィルターをかければ見える見える」などと絶賛一人相撲で、基本の書き方は一切変えないことに決定。
しかしお姫様ではあるわけですから(兄さんよりごついけど)、仕草とか物言いとかは、それなりに丸く整えました。 そうしたら。 そう し た ら 。
あれっ、少し前のお題でいただいてた「乙女マックス」ってこういうことじゃね?…と今頃になって思いあたりました。 手遅れですけどね。(倒)
ちょっぴり切ないきもちになりながら、併せてこちら→● ますます乙女キャラだ…いやもう言うまい。 このあとまたさらに紆余曲折あって、やがて物語がラストにさしかかって、国へ戻っていく姫を、軍服姿の兄弟が微笑みながら敬礼で見送ってたりするわけですよネ!←誰に言ってるんですか
ところで、思いっきり出遅れましたが、サイトの入り口とトップ絵を、ようやくハロウィン仕様にしました。 10月末までしか置いとけないのに遅すぎるわオノレとセルフツッコミ。 アルは一応デヴィル的仮装をするはずが、途中で黒猫の扮装をした兄さんに気を取られてすべてを放り出し、「この猫拾います!拾うなとは言わないよね?」とか言いつつも、一切の返答を待たずにお持ち帰り中という絵です。 我ながらものっそいアルが幸せそうなハロウィントップ、10月末日まで置いておきます。 入り口の増田君もけっこうお気に入りなので、どうぞ見てみてください(笑顔)
10/9 00:17 リクエスト漫画を見て、蛇って食べられるけど →こんにちは!軍隊のサバイバル訓練には、その手のものを食する訓練があるみたいですね。外国だと生き血を飲んだりする訓練もあるそうですが、わが敬愛する亀谷先生によりますと、ヘビの血を飲むと有線条虫君を摂取してしまう確率が高いとかで、やっぱり生食はやめとこうネ☆といったところでしょうかニコッ。爺はきっと、アレをだいぶウェルダンなかんじで(もういいぞ)
10/9 M様 こんばんは!私も今年の夏、カーテンをぱっと開けたら頭上からポロッとゴッキーが落っこちてきたときには、必要以上にギャッと言ったので、あんまりお嬢さんのことをとやかく言えません…(滝汗)だってゴッキーって、人に向かって走ってきたり飛んできたりしません!?アレはちょっと…ゴニョゴニョ。同じ虫でも、蝶とかトンボが寄ってくるのは大歓迎なんですけどねえ…;ところで、ジュニア孫ズと小孫ズはけっこう年が離れている設定で、今回キャンプのジュニアたちはまだ中学生くらいなので、小孫ズはチビすぎておとなしく留守番ですv
10/9 junko様 こんばんは&お題をありがとうございました!久々に爺を描けて、私自身も楽しかったですvジュニア達が目を離したスキに鍋の中にヘビ投入、爺がいかにもやりそうですね。もしくは、何食わぬ顔で食べさせておいて、底ざらえをしたらダシ取ったよ的にヘビが現れるとか(ギャー!)ところでアシダカグモ、あれは苦手な方が圧倒的多数ですよね。いくらゴッキー退治の名人で益虫であっても!私は存在すること自体はまあ平気ですが、頭とかに落ちてこられたら、多分ギャッて言います;しかし、うちの母はあの蜘蛛に限りない愛情を注いでいて、ゆえに我が家では、アシダカは決して抹殺してはならない存在になってます(笑)
10/9 ななし様 こんばんは!お嬢さん、風邪をひいたらお薬飲みましょうアルタンビーム!…って、アルはカッコよくなってますかほんとですか嬉しいー!(小躍り)実は私、アルが大好きなわりにカッコよく描けないことが悩みだったので;少しは進歩できているのかなあドキドキ。ところでマムシ話、すごいですね!でもマムシって、民間療法の視点では滋養強壮効果を期待しますから、悪い意味ではないんじゃないでしょうかvちなみに私も同じ場面になったら食べると思いますが、出されたのがヘビでなく蜂の子だったら、後ろも見ずに逃げます。
10/10 あっちょん様 こんにちは!猫はヘビを獲ってきますよねえ(笑)うちのボウズは太陽に当てられない体質の猫なので、家にエモノを持ち帰るということも当然無いわけなんですが、以前うちに居た半野良猫たちは、モグラやら雀やらいろんなものを、それこそドヤ顔で持ち帰っていたものです。朝起きたら庭がゴキブリのバラバラ死骸だらけだったことも…(実行犯は子猫の集団。ヤメテー(悲鳴))反対に、昔飼ってた犬はヘビが大っ嫌いでした。抜け殻を見せただけで大騒ぎして面白かったですv←酷い
10/11 山口県人様 こんにちは!咳は一時すっかり回復してたんですが、ここ2〜3日で何故かぶり返してしまい、また濡れマスクのお世話になってます;いやそれより、ハロウィン絵とアルを褒めて頂けて、ものすっごい嬉しいです。私は鎧アルを描くのは得意なんですけど、生身アルにはずっと苦手意識があって、やっと最近そこそこ生身アルを満足いくように描けるようになったかんじで(涙)お言葉を励みに精進します!そう、バリィさんは県内でも近年かなり人気です。私の大好きなタルト人を押しのけて、何故か松山の土産物屋さんにも…おかしい、松山じゃなくて今治のキャラなのに。可愛さではタルト人完敗なので仕方ないですけど☆(おい)
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