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こんな同僚と働いてる。 - 2020年12月14日(月)

私のお仕事、忙しいです。

それでなくとも、提出した希望休以外は全て埋まっているようなシフト状況で
ありまして、そうなってくると平日休にはPTA、週末は息子たちのスポ少の
帯同と、もうめいっぱい動いているカロリィさん。

そんな中、今年の4月に入ってきた新入社員の男の子が、いよいよアレな感じ
が濃厚であることに気付いてしまいました。

まあ、最初っからボンヤリしたヤツだなという印象ではあったけれど、

*同じミスを何度も繰り返す
*でも本人はそれを「同じミス」とは気付いていない
*言ったことをすぐ忘れる
*じゃあメモしろって言ってもしない
*モノの名前を覚えられない
*喜怒哀楽の表出が極端に少ない

等、等、等々、等々、多々ありまして、ウーン、きみ「アレな子」なんやね
という感じ。

最初の半年は料理長も副料理長も私も、彼に怒りまくってたのよね。
基本的に「なんでそんなこともできないんだ、分からないんだ」ということが
多すぎて。

物事の全てにおいて

*「普通はできるだろ」ができない
*「普通はこう思うだろ」が全然思ってない

で、極め付は

*ものごとの優先順位が分からない

コレに尽きる。

現在、厨房のバックヤードは彼と2人きりで担当することが多いのだけど、
ずっとこんな感じだから、コミュニケーションも取れないし、連携も取れない
し、非常に仕事がやりにくい。

当然、流れるように仕事が進まない。

前日の夜、彼自身がホワイトボードに翌日分の仕込み予定を書き込むのだけど
例えば『エビのボイル』と書いてあったとする。

それを見た人は、さあエビを茹でようかと冷蔵庫を探すがどこにもない。
「エビどこ?」って彼に聞くと「冷凍庫です」との返事。

うんあのね。
『エビのボイル』って書いたからには、すぐ茹でられるようにエビは前日の
夜に冷蔵庫に移して解凍しておかなきゃいけないのよ。

あと、ただのお湯で茹でるのではなくてクールブイヨンと言って30分ほど
煮込んで作るスープの中で茹でなくてはならないので、クールブイヨンも
必要なのだけれど、それも、無いっていう。

ここまで来るとぶっちゃけ彼の書いた仕込み表は私にとってもう何の意味も
為してなくて、結局朝行ってからすべての冷蔵庫をチェックして、全てを
把握してから仕事をスタートさせなければならないのです。

この時間が、もう無駄。
普通は、若手の社員がそこら辺は全て掌握していて、アレどこだっけアレは
どこまで進んでるんだっけと、若い子に聞けばすべての答えが返ってくる
はず、なのよね。

普通はね。
普通は。
少なくとも、これまでにウチの店舗に入ってきた新入社員3人は、最初の
半年とか1年くらいで、ある程度はできるようになってきたよね。

てか、私も1年目のときそうだったわよ。
みんなそうなのよ。

「皆できる」
「普通はできる」

が、できない子がついに入ってきちゃったか…(-_-)て感じです。

彼を見ていると、なんでもっと小さいころに親でも教師でも、誰かこの子の
状態に気付いてやれる人はいなかったかなぁ…?と不思議に思います。

彼は二十歳。
ウチの長男が生まれたとき、まだ8歳だったわけだ。

うーん。
長男の1才半健診とか3歳児健診の頃にはもう、かなりそこら辺シビアに
見られていた時代なんだけどなぁ。

1歳半で歩けない、とか指さしがない、とか二語文が出ていないとか、どれか
ひとつでも該当すると必ず「経過観察」とされ、その後保健師さんから
何度か電話がかかってきて様子を報告する、みたいな。

ちなみに長男は、1歳半も3歳も、その後自主的に動いたカウンセリングや
通級、療育センター、どこに行っても引っ掛かれなかったんだけどな。
だけれども、私から見たら今でも薄っすーーーいグレーであることは間違い
ない。

そんな子を育てている私から見ても、新入社員の彼は濃いめのグレーか、
場合によってはクロではないかと。

この手の子って、さっきも書いたけど喜怒哀楽の表出があまりないことが
特徴的で、失敗しても「しまった!!」て顔をしないし、「申し訳ない!」
という顔も言葉もないのよね。

何かやらかしても、ゴメンなさいを言葉にすることも、態度で表すわけでも、
その後それを取り返そうと頑張るようにも、見えないのよ。

んでミスや失敗を指摘すると、「〇〇さんにはこう言われました」とか
「〇〇さんは、こうやってました」とか、人のせいにする発言ばかり。

最近でこそ「こいつあの手のタイプか」と分かってきたからこっちの苛立ち
もだいぶ抑えられるようになってきたけど、最初の頃はもう

( ゚Д゚)ハァ?

ですよ。

ゴメンなさい、ありがとうが全くなく、口を開けば言い訳ばっかり、人の
せいにしてばっかり、自分を正当化する発言ばっかりのヤツだな!!

って感じでした。

ことごとく、人の神経を逆なでする。
ワザとやってるとしか思えない。

が、ようやくそこら辺
「あぁワザとじゃなくて、この子本心からそう思って言ってるんだわ…」
「彼にとっては言い訳でも何でもなく、ただ一つの真実なんだわ…」

ということも理解できてきた。

とはいえムカつくけどな!!

もうさ。
頼むから「そういう枠」で入ってきてくださいよって思う。
普通の顔して普通の子たちと一緒に入ってきたら、そりゃ他の子と同じような
教育を施しますよ。「普通なら分かるでしょ」で教えるのが一番早いもの。

いちいち嚙み砕き、いちいち理解できたかを確認し、そして本当に理解でき
たかどうか彼の行動を目視する。

そんなんじゃ、私の仕事が進まんよ。

とりあえず「怒っても叱っても出来るようにはならない」てことだけは
分かったので、なるべくそうしないようには心がけてるんですけどね。

ただ、あんっまりなことされるとね。

私の言う「あんまりなこと」っていうのは、彼の常識っぱずれの部分の矛先
やしわ寄せがお客さんに向かってしまうと、カロリィさん激オコです。

昨日もだったけど。
「残り少ないから」っていう理由で、盛り付ける量を極端に減らしてたんです
よね。
その量たるや、もう「え、ナニコレ生ごみ?」「え、残りカスか何か?」って
いうレベルの微量しか皿に載せてなくて。

「ふっざけんな!!( ゚Д゚)」

と、激オコしました。

なんつーのかな、「きちんとやる」「ちゃんとやる」ができないのよね。
全て、自分がラクなように、自分の都合に合わせてやってるように見えちゃう。

もうこっちの語彙も崩壊して「ちゃんとしてよ!!」ってつい言っちゃう
けど、「ちゃんとする」なんて抽象的な表現、きっと彼には通じてない(笑)

まだ4年目社員がいたころ(今は退職)、何度も何度も
「厨房を掃除して」
「キレイにして」
「整理整頓して」
と、口をすっぱくして言っていたのだけど、一向にやる様子が見られなかった
のよね。

で、ある時私が

「もしかして、掃除してって言われても、どこをどう掃除していいか分からないの?」

って聞いたところ、うつろな目つきで

「(=_=)…ハイ…」

と。

じゃあってことで、

*冷蔵庫の拭き上げ→�.疋襯船�台下 �▲汽薀西貘羃次´M箸仮貘羃�
�て� �サ� �ξ篥犖烹殴�所 �Д好肇奪�ー

*鍋磨き

*洗剤の補充→�|羸�洗剤 �▲魯鵐疋宗璽廖´�アルコール

て感じで全部具体的に書いてやったところ。
ひとつひとつ、少しずつ、やり始めてましたね…。

で、ですよ。
でもこんなの、ひとつずつやっていったところで、全部やり終わったころ
にはまた別の場所が汚れてくるんだから、終わることなく毎日ずっと続け
なくちゃいけないわけなんだけれど、一巡したら、もうやらなくなっちゃった
のよね…(-_-)

言ってしまえば私は彼のお母さんでもなく、執事でも教育係でもない。
ハッキリ言って、関わるのがめんどくさくなってきたわ。

彼に関わってたら、自分のことができなくなる。
そんなのまっぴら。

*****

世のお父さんお母さん。

どんなに薄いグレーでも、専門家の言うことは、受け容れよう。
「もしかしたら?」って少しでも思ったら、専門家に聞きに行こう。

一旦社会に出てしまったら、彼らにとってはもうあり得ないくらいの荒波に
飲み込まれることになるわ。

世間は冷たいよ。
私のようにね。
関わらずにいられるなら、関わりたくないもの。

その手のタイプが孤立しやすい理由はそこだと思う。
よほど「善き人」に出会えない限り、明るい未来は描けないのではないかと
思う。
だって、いるだけで周囲を引っ掻き回して疲弊させる。

まず第一に保護者と、先生と呼ばれる人たち(小児科医も保育士も学校の
先生も全員)が、絶対に気付いてあげなくちゃいけないわ。

「〇〇くん、天然ねぇ( *´艸`)」

が通じるのは、学生まで。
天然の社会人なんて、可愛くもなんともない。
理解力が低く、同じミスを何度も繰り返し、謝罪や感謝の言葉を述べもしない
大人。

いったい誰が相手にするというの。
私は、私の生活で手一杯よ。
よその息子の面倒見るほど、心は広くありません( ー`дー´)キリッ

心の余裕は、我が子たちに還元したいのでね。

この新入社員、二次障害を起こさないだろうかと心配ではある。
なので、一応料理長には進言しておいた。
「このままじゃマズイんじゃないですか。会社にそういうマニュアルは
ないんですか」
と。

そしたら料理長の返事は
「会社には言わない。言ったら、アイツが異動になるだけだ」

でした。うんまあそうかもしれないけど、だからって自分の手元に置いて
今だけ甘やかしても、次に異動したときや転職したとき、またここで最初
怒鳴り散らされていたように(料理長にね)、同じ目に合うだけなんじゃ
ないのって思う。

それって、長い目で見たら全然彼のためにならないよね。
私が考える「彼のため」は、会社の助けを借りること。
彼にできることを、させること。
今のまま怒られながら仕事させるのではなく、彼の個性に合った仕事を
させること。

それをするためにはきっと、診断書やらが必要になってくると思うので、
まずは「とりあえず病院行ってこい」と言ってやるのが、最大の優しさ
なのではないかと思うのだけど。

で、彼自身が自分の特性に気付き、苦手分野に気付き「じゃあどうしなくちゃ
いけないか」って考えることができて初めて、スタート地点なのではないか
と思う。


...

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