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2004年12月30日(木) 感謝を込めて。

む、む、無念……!
前回のテキストを完結させて二〇〇四年の日記を締めくくろうと思っていたのですが、「後編」が間に合いませんでした。
テキストを来年に持ち越すだなんて、鈍くさいにもほどがある。 ああ、隙間時間のつぎはぎでは書くことができない自分の不器用さが恨めしい。
“間違い”の内容を推理したコメントをくださった方々、引っぱってしまってごめんなさい。

さてさて、二〇〇四年も残すところ二日を切りました。今年の世相を表す漢字は「災」と発表されましたが、みなさまにとってはどんな年でしたか?
私の一年を一字で表すと、「空」。といっても「sky」ではなく、「empty」のほうです。
「二〇〇四年」という年を大きな鍋に入れて火にかける。水分が飛んだ頃にのぞいてみたら、鍋底にはなにも残っていなかった……という印象の一年でした。
来年はもっと別のことが書けるよう、がんばらなくてはなあ。

でも、日記関連の事柄についてだけ言うと、今年ほど幸せや喜びを実感できた年はありませんでした。
たくさんの方に読んでいただきました。この先も続いていくであろう出会いがいくつかありました。そして、私自身がこの趣味を心から楽しむことができました。
ここに足を運んでくださったみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

これが今年最後の更新です。年越しは台湾、その後両方の実家をはしごしますので、日記はしばらくお休みです。
みなさん、よい年をお迎えください。
そして、どうぞ来年も小町と「われ思ふ ゆえに・・・」をよろしくお願いします。

【あとがき】
次回の更新は新年明けて三日になるかな。みなさま、どうぞよいお年を。