ユノカのフツツカモノ日記
ユノカの32%ハイリターン日記。

2008年10月19日(日) 見習い(仮)ママ+マギミス感想。

こんにちわです。
行楽シーズン真っ只中、気持ちの良い・・・むしろ暑い位の秋の週末いかがお過ごしでしょうか・・・。
私は昨日幼稚園の運動会に参加しておりました。
間違っても園児側ではありませんよ(当たり前)父兄側です。
色々事情がありまして、それを語るとなると激しく長くなるので割愛。
困った時はお互い様、お世話になったご恩返し、等々でなぜか父兄参加と言っても全然親戚でもなんでもないんですけどいやまあ情で言えばそりゃもう自分の姪くらいにかわいいと思ってるメイちゃんなんで(だから洒落じゃないよ)問題ないんですけどでもやっぱなんか普通に考えておかしくね?な状況でしたけど、無事大役を果たせたと思います。

なんかさ、やっぱどんな状況であれ誰も来ないっていうのは絶対辛いもんね。
そりゃあ両親やじいさまばあさまが来る方がいいに決まってるけど、ほんの少しでも昨日の私たちが代わりになれてたならいいな、と思う。

しかし今の幼稚園と言うのはどんだけ父兄競技・親子競技が多いんだよ・・・。なんかもうほぼ半日動きまくったよ?
それにお子さんだけの競技の時は、どうしても来れなかった両親じいさまばあさまの為にビデオ必死だし、慣れない見習い(仮)ママはとてつもなく疲れました・・・。
世の中のパパママはみんな我が子のためにこんなに大変な思いをしてるのね。

でもなんだかんだ言いつつも楽しかったです。お子さんたちはみんなめんこいしのう・・・。
もうあの小さい手足を一生懸命動かして走ったり踊ったりする姿を見てるだけでほんわりした気分になるし、なんかもうすげえ感動するもんね。
見習い(仮)ママを体験させてもらったユノカ30%秋の一日でした。


* * * *


そんでこんな爽やかな秋の日のことを書いといてベーコンレタスゲーム感想とか・・・・
ってそりゃいつまでも(仮)が取れないはずだよ(笑)
BLゲーム感想なので苦手な方はご注意です。



















マギア・ミスティカ感想。
一言で言うと、すっごくイイ!!!!
なんていうか、久しぶりに「これは!!」というゲームに出会った。
BLが嫌いでなく、魔術士とかいう世界が嫌いでないなら是非オススメしたいゲームです。
まず音楽がいいです。これはボイスなしで、買う時「ボイスなしかぁ」と少しガッカリしたんですが、そんなことどうでもいい、むしろボイスなしの方が良かった正解、ってぐらい音楽が素晴らしいです。
全体に流れる音楽がゲームを充分盛り上げていて、物語の中の清廉な空気や深い悲しみや穏やかな日常やその他諸々のシーンを見事に表現してると思います。
あまりにも気に入りすぎて即サントラ買ったもんね!!
あと、絵も凄く綺麗です。個人的意見ですが特に魔法陣を描く時の絵がめちゃくちゃ好き。
スチルは・・少し少ない方かな?たぶん。けど、一枚一枚が丁寧で綺麗なのでそれも全然問題ないです。
逆にスチル数は多いけど「なんでこんなんまでスチル?てか手ェ抜きすぎじゃね?」みたいなのより断然いい。

で、BL部分ですが18禁ではなく15禁なので直接的な行為はないです。
それ以前に、なんていうのかな・・・キスはあるけどそれは足りない魔力を一番手っ取り早くかつ大量に即補える為の行為って位置付けだし(まあそうじゃない場合もあるんだけど/笑)そういう意味では俗に言う「本番行為」は主人公の唯に魔力供給を行う契約者との行為を指すんだけどそれもなんつうか、えー・・オブラートに包まずに言うと挿入とかじゃなく(包まなさすぎっすよ!)肌に直接手で触れて魔力を送り込むというイメージ。

唯は昔、元師匠に体の奥に「種子」と言われるアーティファクトを埋め込まれそれ以来成長が止まるとともに、その「種子」のせいで常に魔力が不足し渇望する身体にされてるわけですよ。
だからまあ魔力を送り込まれるということは快感にも繋がるわけで、そう言った意味では上手い具合に「ヤッてる」と思わせるシーンや表現が出てくるんです。
いや実際はヤってないんですけど・・・ってうがー!!!もうなんか説明難しい!!!(笑)

なんせ、15禁で確かにエロゲではないんだけどそこはかとなくエロティックというか、でもその直接的なスチルはないし、表現もとても綺麗なのでBLのモロエロはやだって人とか、文章のみでエロチシズムを感じたいって人には最高だと思います。
あーでもほら、「種子」が埋め込まれてるのは下腹部って設定だからアレですよ、ちょっとまあうん衣服がかなり肌蹴てたり、どこ触ってんのよォォ?!ていうスチルはさすがにありますよ。
でも逆に男同士のアツい絡みをお求めの方にはかなりもの足りない一本かと(笑)
そういう場合は鬼畜眼鏡をプレイ(と書いて「ヤる」と読んで下さい)することをオススメします。

攻略対象たちもこれまたどなたも良かったです。
朱里はクールメガネに見えて意外と熱い・・っていうか唯と犬猿の中のくせに人一倍気にしてるやないか!ってとこが見えて凄くいいです(笑)
あんだけ厳しいこと言ってるけどほんとはいつも唯のこと見てるしね。
そんで後輩キャラの穂波は・・・おかしいなぁ年下属性ないはずなのに凄く良かったよ。
あいつあんな癒し系なくせに意外と強引な部分もあってくそう・・・なんか一番普通に好きだよ。
飛鳥井先生は大人の余裕で優しくて包み込んでくれる深さがあるんだけど、背負っている悲しみもハンパないっていうか・・・・
飛鳥井先生のルートは過去の話で泣いてしまった。孤独と悲しみがまたあの音楽に乗って押し寄せてくるんだよね。
リヒトは最後に攻略したんだけど、やっと分かった。彼がどのルートでも最終戦の前に忽然と姿を消す理由が。
結局彼以外のルートではエンディングというか平和になった最後にも姿を現さないので、ということは・・・・。
なんか複雑で食えないキャラなんだけど、限定版の小冊子についてた後日談の小説を読むと、リヒトルートでは幸せになって良かったなぁとつくづく思う。
元師匠のグレンは、ちょっと想像してたのと違った。あ、別に悪い意味ではなく。もっと遠い所で全体を見てる感じかなと思ってたけど、意外と唯に執着してたんだね。「種子」を埋め込んだのだって試練だなんだ言ってたけど割合的には憎しみでもいいから唯の思考を独占したいってのが大きいような気がするし。
あと他にもソルとか村上とかいるんですけど、ソルは一応バッドエンドだし村上も良かったんですけど、やっぱオマケ的な感じかな。

そう。そんで攻略対象も良かったけどまず主人公の唯ですよ。彼がもの凄くかわいいです。
めちゃくちゃ魔力も高く、魔術士としては最高レベルの強さを誇るんですけど、同年代と接したことがなく、人間関係を上手く形成できない子なんですよ。
任務をこなすことが最重要で、自分の中に埋め込まれた「種子」がいつ暴走するか分からないから常に人と距離をおいていたのにそれが任務とはいえ、初めて学校に通うことになって色んな事件に巻き込まれていく中で少しずつ成長していく姿はほんとにかわいいです。
このゲームの中で何よりも主人公である唯がとても魅力的なキャラなので、そういった点でも凄くいいゲームなんだと思います。

ほぼ選択肢もなく、テキストを読み進めていく中でカードバトルもあるけどこれもオマケ要素みたいなもんだし、
音楽とともにじっくり話を楽しむって感じのゲームだけど、ほんとに面白かったです。
1本の話が長いので(2回目からスキップで飛ばせるけどそれでも長い)読み応えはバッチリです。
時間のある方で、BLがさほど嫌いでなく魔術とかの世界が苦手でなければ本当にオススメですよ。
んで、もしまだ限定版があるならミニ小説が入っているのでそれもオススメです。
朱里の話とリヒトの話が載ってるんですが、上にも書きましたけど特にリヒトのは良かったです。
リヒトルートをプレイしたあと読むと、もっと深く知ることが出来ます。
もちろんゲームだけでもいいんですけど、せっかくなのであわせて小説もいいかなと。

いやあ・・・いいゲームに出会いました。
でもこの魅力を伝えきれない自分の表現力のなさにガッカリ・゚・(ノД`;)・゚・


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