踊る蒲鉾とみかん。何かの例えでなく目の前で起こっている現実。「言葉では言い表せない」なんていう状況。でも結局は常套句。何も考えていないのに口にしちゃってる。考えるのが億劫なだけ。意味ありげに、意味はないのに、あっても気付いてないのに。悩みぬいた末の一言のように。内容は雲泥の差があれど、傍から一見すると同じ。それがほんとのところ。久しぶりに立つキッチンで、排水溝に吸い込まれる残飯を見て思った。写真:『空に舞うゴミ袋』(京都市中京区妙満寺前町にて)