しいねの日記

2004年12月22日(水)

何事も無いかの様に一週間が過ぎた。

そして、一週間後。

いつもの様に私は忙しく仕事をしていた。

彼女は、休みでセックスフレンドと酒を飲みに行ったらしい。

時間は十二時を過ぎたぐらいだった筈。

突然、携帯電話が鳴った。

それは、彼女からの電話。

酒の席で、私の話になったらしく、電話したらしい。

細かい内容はあまり覚えてはいないが、何故そんな話になるのか分からない

が、私と付き合うかどうかとか、今ならまだ忘れられるとか言われた事を覚

えている。

彼女は、性格的には問題があると思うがなかなかの容姿で、話すと結構楽し

い女性。売り上げ的にもこれから貢献出来ると考えていた私は、頭の中で計

算していた《ここは、とりあえず飛ばれない様にしなければ。まあ、話をあ

わせておいた方が得策だろう・・・》と。

そこで私は、彼女に言った。

『じゃあ、付き合おうか。』

『うん。』

彼女は、軽い口調で答えた。

その後、仕事中だった私は、『あんまり飲みすぎるなよ、じゃあ、明日店で

ね。』

そう言って電話を切った。

次の日、珍しく早くに出勤してきた彼女は、私を見て軽く笑った。

そういえば、付き合ったんだっけ。私は前日の深酒で軽く忘れていた。

着替えが終わった彼女は、私の傍に来ていつもよりも楽しそうに話した。

話の内容なんて、世間話程度話しかしていないので憶えていない。

そして、営業が始まった。

店の内容はかなり過激で、ダウンタイムなるおさわりの時間があり、その時

間は、キスから始まり、胸のタッチ、秘部えのタッチとなっていた。

ダウンタイム中は、店内の照明をかなり落とす。

すると、たまに暴走するお客さんがおり、女性が上に乗っている事をいい事

に、本番行為に及ぼうとするので、ダウンチェックなる監視者をホール立た

せる。

ダウンチェックは女性が手を抜かないかを、チェックする意味合いもあり、

主任以上の女性管理をする人間に限られていた。

主任以上は私を含めて三人。

その中でダウンチェックをする人間は私ともう一人だけ。

ダウンタイムは、一時間に二回。

必然的に、一時間に一回は私の番が回ってくる。

考えてみてほしい。

勢いとはいえ、付き合って二日目で、キスしかした事が無い間柄。

一時間に一回は違う人に触られている光景を見ている私。

此れがどうゆう事かを。

あの時の、複雑な心境を今でも憶えている。

その事がきっかけで私の中では、少しずつ、少しずつ生まれてきた感情。

《嫉妬》そして《束縛感》

この感情がのちのち、自分を苦しめるだけだと言う事に当時の私は、まだ、

気づいていなかった。


うーーーん、結構長い話になりそうだ。

では、今日はこれくらいで。


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しいね