Jukebox
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裕也から、電話。
事情があってちょっと連絡をとってた。
それでも最後の電話は半月前・・・だったのか。
月日が過ぎるのははやい。
いろいろと、細かいことを思い出す。
汚い部屋、タバコ。
スポンジの低反発枕。わたしはそれが彼の部屋の中で一番嫌いだった。
一番好きだったのはお財布を置くための棚。
そこにはお財布と指輪とベルトしか置かない。
どの指にも入る緩々の指輪。
裕也はどこに行くにも忘れずそれをつけてきていた。
たくさんあるシャツと、ジャケット。
ソファーに無造作に積み上げられた服。
何故か飾ってあるネクタイと長さの違う2本のマフラー。
真冬にどんな服を着るのか見てみたかったな。
また一緒に焼き鳥食べたいなぁ。
寒い寒いって言いながら歩いてさ。
*
相変わらず千秋からは返事が来なくて
これで絶縁、確定だなぁ・・・と思った。
どうするんだろう。返してくれないのかなぁ。
お願いだから、しばらく返してくれなくってもいいから
ゴミにだけは出さないでほしい。
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