今日こそセックスという期待 - 2004年12月10日(金) 俺と千秋は車の中でお互いの唇を求めあった 舌を絡め乳房をむさぼり揉みしだく 車の中という限られたスペースで精一杯の愛撫 千秋の口から漏れる吐息が俺を官能の世界に導く 吐息というものがこんなにも刺激的で性欲を掻き立てるものなのか 俺の下半身は最高潮に達している けれども俺はセックスしたい気持ちを鎮め 紳士的に振舞い千秋から離れた 大切な千秋をものにするのに車の中というシチュエーションは抵抗がある かといってホテルに行くほどの時間もない 俺たちはその日は帰路についた そして1週間後千秋はまた飲み会だというので 俺は友人宅に泊まりに行くことにして家を出た 俺はセックスできるかもしれないという淡い期待をほんの少しだけ抱いていた 別にセックスできなくてもいいから会いたいという気持ちの方が強かったけどね 千秋は飲み会が終わったら電話をしてくることになっている 俺は友人宅で千秋の電話を今か今かと心待ちにしていた
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