チョコトリ手帖
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2009年01月29日(木)






早めの朝じゅうに<ねこのきもち>の仕上がりイラストを担当Fさんにすべて送り終える。

間に合った間に合ったとすっきり気分で病院へ。
気がつけばなんと6年ぶり!!当時担当だった先生がよそへ行かれてたのだがまたつい最近戻ってこられた、と、父アキラから聞いた(なんと担当医が同じ!もちろん病気は違う。どちらも直接命に関わる病気ではない。父のは歳が歳ならよくある病気、私のも女子だと割とある...気がつかない、というか気にならないというかそういうんで病院には来ない人も多いだけである程度の歳の女子なら半数以上はなっている病気、というか症状。脚に関するもの。)ので、ちょっと気になるとこを調べに、聞きに、行こうかな、と思ったのだった。
久しぶりに行った病院は改修工事がされ、見違えるほどに小ぎれいになって明るい雰囲気となっていた。(前は薄暗く底冷えがしそうな学校のようだったから。)
なので暗めな気分もだいぶ薄まってきて、診察の前の検査も、だいぶくつろいで対応できた。おそるべし、環境の力!
で、脚のMRI検査。途中で「ないですね。」「うん、ないねー。」と若い女性とおじさんの2人の検査士さんの会話。逆に「えー?!ないんですか???」と、私の方がよい結果?に疑問を持つほどに。
診察室の前でしばらく待つ(「担当医が救急の患者さんの処置に行っているため、しばらくおまちください。」との張り紙がドアに。)間に、持っていった本を読む。いしいしんじのごはん日記2。こういう状況の時にはこういう本がいい。何かといろいろある日常を書いたもの。読んでいると自分の状況もそこになじんできて、日常の一部となり、さして緊張することもない、と思えるようになってくる。(でも、その<状況>の緊張の度合いにもよるけど。母の手術やら付き添いやらの時は、さらに無心になるために、単純作業が必要だった。それは編み物だった。編みぐるみのくまや鳥が次々とできたなあ。)
で、ほどなくすると呼ばれて中へ。久しぶりの担当医。
入って開口一番、「全然大丈夫。このままで。6年も問題なく来ているんですから、(日々予防のために)やってきたことがよかったってことですよ。でもまあ動くことはだいじですよ。」とのこと。痛いと思っていた原因が前に処置したその症状の、ではなく、違う症状の痛みだったのだ。「えーーっ?でも、車の運転の時に足首痛くなって、すごく気になってたんですけど..。」「腱の炎症でしょう。湿布出しときますよ。」
これで一気に力が抜けた。先生も、それを話す途中でカルテをながめながら「ああ、イラストレーターさんね。ああ、顔思いだしましたよー。あははは...」って。なんじゃそれ?私、今目の前にいるのにぃ。...そういう先生は(SMAPの)中居ちゃん似。だから私は「中居ちゃん」と呼んでいる。病院以外のとこでは。
とにかくよかった。ほんとうによかった。心配して先回りして考えていた場面を経験することはなくなった。気をつけていけば少なくともしばらくは心配なくすごせる。やれない、と思っていたことも(ある程度なら)できる。
嬉しいなあ嬉しいなあ。....と、気がつくと、帰りに大好きな鳥の立田揚げを買っていた。なぜか。
こんなことなら早く行けばよかった。このもやもやのために、実は年が変わっても、歳がかわっても、「さあがんばるぞー!」とすっきりと思えなかった。
時は旧正月直前。
さあ、私の1年はこれから!
そうすっきり思える今に感謝だ。

本日の本/カバーにしたのは<ねむの木村>のこども美術館で買った包装紙。ねむの木のこどもが描いた絵の。その中身は<いしいしんじ ごはん日記2>。もう1冊は再読してる銀色さんの<つれづれ日記9>。カバーは猫村さんの雑誌広告のカラーコピー。桜の木の下を自分の歌を口ずさみながら散歩する猫村さんの絵と、その猫村さんの歌の歌詞が描かれているもの。
カバーもよかったなあ。ああいう緊張や不安をともなう場所に持ってくには。...と、自画自賛。笑

本日のDVD/刑事コロンボ。ネットレンタルで借りた。でも吹き替えじゃなかった...;;。何かやりながら、っていうのができないのがきつい...;。そしてコロンボの本当の声が高くて、なんだかなじめなく、途中で挫折した。


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