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2006年05月29日(月) 手術なレポ。


蓄膿レポ3回目です。

私が入院したのは、大学病院ではないけれど市内では大き目の病院。
各階の東と西に病棟がありますが、耳鼻科があるのは通称「雑科病棟」
一つの病棟に4つの科の患者さんが入院してきます。

中でも私が入院していた部屋は「お元気部屋」と呼ばれてました
看護詰め所から最も遠く、最も元気な人が入院する部屋です
検査入院の人なんかも利用するので回転が早い早い。


看護詰め所に近い場所は、ほとんど老人病院のようになっていました。
手術翌日から歩き回れる私は、確かにお元気部屋行きなんでしょうねえ


腰椎麻酔を掛けると具合が悪くなっちゃう私。
全身麻酔だとどうかな?

「・・・済みません、何か気分が悪うzzzz・・・」

〜〜およそ3時間後〜〜

「焙煎さ〜ん、焙煎さん起きて下さ〜い」

「・・・zzzzzむう気分が悪い、吐きそうです、げえええ」


と言う訳で、おしっこで全部出切っちゃうまでは吐き気止め点滴を
入れてもらう始末。 麻酔は合わない人は合わないので、次回からは
この旨、しっかり担当のお医者様に伝えないといけません。
インフォームドコンセントちゅ〜んでしょうか
今は随分色々、丁寧は丁寧です。ノーとはやっぱり言い辛いですけどね。


切ったのがお腹であれば糸で縫い(テープで止め)あとで抜糸を行います。
鼻の穴の中が患部の場合はどうやって止血するんでしょう。

ガーゼを詰めます。びっしり詰めます。
15cmくらいの筒が3本くらい入ります。すごいんですよ〜
顔の形も微妙に変形し、涙は止まらず、正直言ってこの間は痛いです。
小さいとは言え5〜6箇所に生傷がある。これはまあ仕方ないです

3日後にガーゼを抜きます。抜糸ではなく抜去と言うみたいです。
どこから抜くのでしょう?鼻の穴からです。

「これは痛いから、頑張ってねっ」

看護師さんに沢山応援頂いた割には、実はそれほど痛くありませんでした。

それよりも
鼻の穴から15cmのガーゼタオルみたいなのが次々出て来る。

頭の中ではオリーブの首飾りがずっと鳴ってて痛いどころじゃなかったです

ちゃららららら〜ん♪って感じ。

人生ン十年、今ほど間抜けに見える瞬間は無かろうなと、そればっかり
考えてました。周囲は励まし続けてくれていて、それがまた一層
他人が見たら間抜けだろうな〜と。笑うわけにも行かないですし。

抜糸もそうですが、抜去も済んでしまえば驚くほど顔が楽になります。
あとは患部に綿球鼻のつっぺですね)を詰めてマスクなどで乾燥を
予防するだけ。

同室の人は 私がずっとマスクをしているので神経質な人と思って
いたみたいです。 「ほうれ」と鼻に入った綿球を見せてあげると
その場で爆笑されました。 失礼な。


扁桃腺炎は術後2週間、鼻の場合は術後10日で退院です。
扁桃腺の場合は、しばらく食事に影響がある事と、患部が広いからでは
ないかと思います。
入院した当時、隣りのベッドの 人の良いご婦人が扁桃腺で入院していたの
ですが、中々通常食にならないとぼやいていました。

彼女が本来悪いのは腎臓であり、その症状を軽減させるために
扁桃腺を取る治療が有効であるとの事でした。

「どこも悪くないのに取っちゃってさ」

と、時折ぼやいていました。今、彼女は腎臓内科で治療中です。
どうかお大事に。

初めに書きましたが、ポリープの除去、骨穿刺2箇所、膿胞除去が
私の手術内容です。

気が付かなかったのですが、患部の嗅覚が鈍くなっていたようです。
何か色々な匂いがする様になりましたよ。
ここんとこしばらく通院状態。 今日も朝から出掛けて来ます。



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