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| 2006年03月26日(日) |
子供達に聞かないで。 |
いよいよ、春休み突入。
何日もかけて、学校から様々な物を持ち帰る子供達。 この一年、学校でどんな勉強をしたのか、どんな作文や 絵を描いたのか、ファイルされて戻って来た。 嫌はこれを見るのが、何より楽しいのだ。少し怖いけど。
生活の時間のファイル。 『家族は、家では何をしているますか?』 以下答えを書き込む欄が4つほどある。 息子の回答。 「ゲームをしている」が一番上に来ている。 うわあ、週末だけ仕方なしにさせているのに。「それも手伝って」 と言われて仕方なしにやっているのに。 朝から晩までゲームしてるみたいじゃん。うわあ。
「かいものをしている」 「ごはんをつくっている」 「さむいときあったかいぎゅうにゅう」
息子の答えは多分3つで尽きてしまって、4つ目は無理矢理ひねり 出した感じである。ちょっと見、意味不明だ。
吹雪の中を子供らがペンギンの雛の行進のように歩いて戻って来る。 頬は真っ赤、触ると氷のようだ。 そんな日はうがい手洗いと着替えのあとにホットミルクを飲ませてやる。 息子はこれが好きだとばかり思っていたのだが、最近祖母から 実は余り好きではないらしい事をこっそり聞いた。 とは言え、してもらっていると言う意識があるらしく書いたらしい。 冷や冷やする授業だ。
作文、「あなたの家族を紹介しましょう」ひいいいいいっ
「ぼくのおかあさんはりょうりがじょうずです。おいしいものを つくってくれます。ぼくはおかあさんのてつだいをしたいです」
自慢ならわざわざこんな所に書かない。 実は、最近家の中の料理当番は祖母が多くなっている。 理由は玉ねぎに過敏症があって水にさらした物でも調理できず 息子の栄養バランスが偏ってしまうからだ。 玉ねぎなしの料理はするが、食べてくれなかったりする。 煮物など、好き嫌いも多い。残して叱られる事も多い。
まるで責められている気がするのは、自分のしている事が親として 不十分だと感じているからだ。そこで聞いてみた。
「R太、おかあさんの作ったお料理残す事もあるでしょう。 サラダとか、余り食べないでしょう。オムレツとかはママちゃん(祖母)が 作ってくれてるんだよ。ハンバーグもそう」
「お母さんの作るお料理の方が美味しいよっ」 嬉しいので、何が美味しいの?と聞いてみた。
「ばたーじょうゆ」
・・・・・・ 説明しよう。ばたーしょうゆと言うのはまんまバターと醤油の事で あたたかご飯にバターをちこっと、醤油をちこっと垂らしただけの 息子の大好物だが、そればかり食べるので、最近は控えめにされている と言う、食べてくれれば何でも良いや時代名残の特別メニューだ。
「・・・・・・あれは料理じゃ、ないでしょう」 「料理だ!」 言い張る息子。
作文にはそれ以上の事は書かれていない。 だが先生は「お母さんの得意な料理は何かなあ?」 と息子に訊ねたかも知れない。 やっぱり、カレーか、ハンバーグか。
でもばたーじょうゆ。これは料理だと信じきって目に一点の 曇りもなし
一年生が終わった。来年も色々、家族の事を聞かれるだろう。 ん〜、ちゃんとせねば〜と思うだけは思うんだけどね。
あんまりいい母ちゃんじゃないから生活の授業怖いなあ。
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