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2005年08月02日(火) 愛のバランス。


普段は人の出入りしない部屋に、羽根を毟った小鳥が一羽居る、とする。
家の住人が「寂しい」「不安だ」と良く口にする人であればその人は
愛されたい人なのかなと思う。

愛は50:50なんて事は実際なくて、微妙なバランスで 足して100になったり
ならなかったりしている。
70:30となっても30の方が努力不足と言う事ではなくて、相手が70なのだから
それでピタリと計算が合って、それでいいのだと思う。

物凄く極端にあらゆる事を単純化して言ってみるとそんな感じに思える。

「君が寂しいだろうからペットを飼ったよ」
「寂しいから(もしくは可愛いから)ペット飼っちゃおっ」


前に飼ったペットを亡くしたからと言うケースは別として、最初の例では
寂しさはペットでは埋められないと思う。ペットは、かなり一方的に
愛を欲しがる物だからだ。

愛したかったり愛されたかったり、その時その時で 違っているように
思えるけれど、傾向としては 人によって、結構どちらかに偏っている
もんじゃないか。
良いとか悪いとかではなく、問題は 足したら60にしかなりませんでした
と言うのを 避ける事が肝要ではないかと思う。 残りの40は 努力で埋められれば
良いけれど、埋められないんじゃあないのかなと言うのが自分の本音だ。

かと言って 自分はおおよそ35だと自己判断出来るような物でもない。
この辺り、数値に置き換えるより良い方法は何か無いもんかと考える。

普通は、足したら良さ気な値になりそうだと 互いに何となく判る物なんだろうか?

子は鎹かすがい、こんな字を書くんですね)と言うけれど、埋められる
数値にも限界があるだろう。ひとり20として2人居るから40だよとは
この場合ならないと思う。

何を馬鹿な事をと思う人が、きっと大勢いそうだなと 書いていて自分で思った。














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