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2005年08月01日(月) 冒険者の暑い週末。


週末なので息子と冒険をした。

GC版PSO(ファンタシースターオンライン)
オンでもオフでも良く遊んだソフトだが、重大な事に気が付いた。
このソフトには2つの物語が収められている。その一つの方の
エンディングを 私はまだ見ていなかったのである。
エンディングも見ず、数百時間も何をしていたのか。
SW(スペシャルウェポン)と呼ばれるレア武器を探して、ストーリーは
そっちのけで、ひたすらあちこちウロウロしていたんである。

「フロウェンはどうなったの?」と息子。もっともな質問だ。
「さあ、どうなったんだろうねえ」 と私。
見に行ってみる事にする。

簡単モード(ハード)を『師匠』(LV.118)一人で行くので さくさく進む。
途中、グリフォンを模したボス敵を撃破。敵は水しぶきを上げながら
岸壁から海に落ちて行った。 ん〜迫力。格好良いね。
「今のは海の底で 怪我を治しているんだね」と息子。
「倒したんだから死んだんじゃないのかなあ」と私。
「海の底にがあってそこに部屋があってそこで怪我を治してるんだよ」
「何故」
「治ったらまた出て来るんだよ」
聞いてもいないのに必死の弁明をする息子。グリフォンの最期が とても
悲しかったらしい。どうやらボタンインコのオーちゃんと重なった様子だ。
どっちもくちばし曲がってるからね〜。片方は猛禽だけど。
もう泣きそうだ。くわ〜。
「そうだね。また次に来たらきっと怪我が治ってて、また出て来るよ」
「そうだね」 違うよ。

どう言うわけか、ラストダンジョンに当たる「プラント」を私は
探索した事がなかった。初めて見るに息子と二人でどきどき。
犬に似た敵が強い。「可愛いね」 可愛くないわっ。

ラストボスを撃破。
エンディングを二人で鑑賞。ネタバレになってしまうので これから
GC版プレイの方は(余りいないかともと思いますが)下は見ないでね。

1話目では、助からなかった女の子の赤い腕輪がくるくると回っている。
今回クリアした2話目ではやはり助からなかった英雄の剣がゆっくりと
溶けて消えて行く。印象深くて、いいラストだ。
親子と言う物は不思議な物で、私はこう言うものを見ても泣いてしまうほど
涙もろい。 そして息子も涙もろいのである。
叱られたりして泣く事は かなり減って来た。だが、悲しい音楽を聴いて
悲しい場面を見ると 親子して涙ぐんでしまうのである。
今日も二人して、消えて行く剣を じっと涙ぐんで見ていた。
「でもRちゃんは鳥(グリフォン)の方がもっと可哀相だった」
そうですか。お母さんはそっちは余り可哀相ではなかったです。
大きいし、飛ぶし、格好良いと思いましたけどね。

今日はたまたま私一人が冒険に出たが、二人で行くと喧嘩ばかりする。
「やった〜レア武器だ!(赤い箱に入っているので出たら判る)でもだから
Rちゃんは持てないね〜残念〜」
「どうせまたインドラだって」(良く出るんで嫌がられる ちっともレアじゃないレア)
「何でそう言うヤな事言うの。どれ装備してみよう、インドラでした」
「ほ〜ら」
「頭に来た。もうどんなレア武器が出てもお前にはやらん」
「わああああああああっ」
「泣くなら嫌がらせを言うなあっ」

今朝も夏休みの宿題で「きゃべつ」を「きゃへつ」って書いてた癖に。
魔法やアイテム名は凄いスピードで覚えて行く。
偏らないように色々な事を教えないと駄目だと、イカの刺身をつくっていた
母が「これがイカのくちばし」「これがイカの吸盤」と張り合うかの
ごとく、分解したイカについて あれこれと教えていた。



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