もうちゃ箱主人の日記
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先日 エゴン・シーレを専攻してる大学院生と話してて シーレの一族の子孫はいるの?という話題になり マーラーの孫娘のことを思い出した。
大音楽家 グスタフ・マーラーには 長女マリア・アンナと次女アンナ・ユスティーナの 二人の娘がいた。 長女は夭折した。(この時のマーラーの嘆きは有名)
マーラーの死後、未亡人となったアルマは建築家グロピウスと再婚。 彼との間にもうけた娘マノンは、美少女として有名だったそうだが、 虚弱で夭逝した。 マノンのことを、かわいがったのが作曲家のアルバン・ベルクで、 ベルクはマノンの死後、ヴァイオリン協奏曲<ある天使の追想に>を 作曲した。
それにしても、夭折した長女と妹との間にはさまれた 次女は、どう育ったんでしょう。 アンナ・ユスティーネは、長じて彫刻家として活躍した。 彼女は、母と同じく多彩な恋愛遍歴で知られ、生涯に5回結婚している。 2人目の夫は、マーラー「交響曲第10番」の補筆を行った作曲家エルンスト・クルシェネク。第二次世界大戦中は、母親がアメリカ亡命を選んだのに 対して、イギリス亡命を選んだ。
さて、そのアンナ・ユスティーネの娘さんが マリーナ・マーラーさん。 数年前、雑誌記事でその存在を知った。
Webにこんな記事が残っていた。
>> 03, 2004 バンベルクで行われた第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールの 優勝者は,ベネズエラの23歳の指揮者,グスターボ・ドゥダメル Gustavo Dudamel に決まりました。
このコンクールはバンベルク響/バンベルク・フィルの主催で4月21日から5月2日まで行われたもので,14カ国の代表16人が参加しました。 審査員は,委員長にバンベルク響音楽監督のジョナサン・ノット, 他にエサ=ペッカ・サロネン,ユッカ=ペッカ・サラステ, レオン・ボッツタイン,ローレンス・フォスター,マグヌス・リンドベリと いう錚々たる面々, グスタフ・マーラーの孫娘マリナ・マーラーがパトロネスとなっています。 《後略》
http://hayes.cside2.jp/hakushu/archives/2004/05/post_158.html
もうちゃ箱主人
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