もうちゃ箱主人の日記
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2010年06月29日(火) マーラーの孫娘

先日 エゴン・シーレを専攻してる大学院生と話してて
シーレの一族の子孫はいるの?という話題になり
マーラーの孫娘のことを思い出した。

大音楽家 グスタフ・マーラーには
長女マリア・アンナと次女アンナ・ユスティーナの
二人の娘がいた。
長女は夭折した。(この時のマーラーの嘆きは有名)

マーラーの死後、未亡人となったアルマは建築家グロピウスと再婚。
彼との間にもうけた娘マノンは、美少女として有名だったそうだが、
虚弱で夭逝した。
マノンのことを、かわいがったのが作曲家のアルバン・ベルクで、
ベルクはマノンの死後、ヴァイオリン協奏曲<ある天使の追想に>を
作曲した。

それにしても、夭折した長女と妹との間にはさまれた
次女は、どう育ったんでしょう。
アンナ・ユスティーネは、長じて彫刻家として活躍した。
彼女は、母と同じく多彩な恋愛遍歴で知られ、生涯に5回結婚している。
2人目の夫は、マーラー「交響曲第10番」の補筆を行った作曲家エルンスト・クルシェネク。第二次世界大戦中は、母親がアメリカ亡命を選んだのに
対して、イギリス亡命を選んだ。

さて、そのアンナ・ユスティーネの娘さんが
マリーナ・マーラーさん。
数年前、雑誌記事でその存在を知った。

Webにこんな記事が残っていた。


>> 03, 2004
バンベルクで行われた第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールの
優勝者は,ベネズエラの23歳の指揮者,グスターボ・ドゥダメル
Gustavo Dudamel に決まりました。

このコンクールはバンベルク響/バンベルク・フィルの主催で4月21日から5月2日まで行われたもので,14カ国の代表16人が参加しました。
審査員は,委員長にバンベルク響音楽監督のジョナサン・ノット,
他にエサ=ペッカ・サロネン,ユッカ=ペッカ・サラステ,
レオン・ボッツタイン,ローレンス・フォスター,マグヌス・リンドベリと
いう錚々たる面々,
グスタフ・マーラーの孫娘マリナ・マーラーがパトロネスとなっています。
  《後略》

http://hayes.cside2.jp/hakushu/archives/2004/05/post_158.html



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