もうちゃ箱主人の日記
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2010年02月07日(日) 講演会

素晴らしい講演でした。



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>トークイベント
時間を越えて蘇る《J.S.バッハのメッセージ》
〜楽譜に秘められた『謎』を解き明かす〜
場所:印刷博物館(グーテンベルクルーム)
小林義武(文学博士・バッハ研究/成城大学教授)

死後250年以上経た今も、音楽を愛するすべての人にとって特別な存在であり続ける楽聖、
ヨハン・セバスティアン・バッハ。
数多くの演奏家や音楽学者が、バッハの類まれなる遺産にあらゆる角度から新たな光を照射し、
新鮮に蘇らせ続けていることは、みなさまご存じの通りです。
バッハ研究の世界的権威として名高い小林義武先生(成城大学教授)もそのひとり。
ドイツ・ゲッティンゲンのバッハ研究所における「新バッハ全集」の編纂では、膨大な作品資料に
対する精緻きわまるアプローチで数々の新発見をもたらし、バッハ研究に大きな足跡を残してきました。

今回のトークイベントでは、豊富な経験を持つ小林先生に、自筆譜はもちろん、印刷譜や筆写譜など
に隠された秘密をいかに解き明かしたのか、また、いまだ解決されない謎の数々についてお話いた
だきます。
楽譜に用いられた「紙」に遺された「透かし」の秘密や、凸版印刷の社業でもある「印刷」と
バッハの深いつながりなど、ここでしか聞けない面白いエピソードが満載です!

おりしもトッパンホールの2010年は、ベルリン古楽アカデミーによるブランデンブルク協奏曲全曲演奏会(2月)を皮切りに、ミクローシュ・ペレーニによる無伴奏チェロ組曲全曲演奏会(4月)や、武久源造のジルバーマン・フォルテピアノを用いたバッハ・プログラム(5月)と、バッハに関連したコンサートが目白押しです。

壮大に奏でられる音楽の前にそびえる「楽譜」。そこには、作曲家からの多くのメッセージが残されています。トッパンホールがお届けする、知的好奇心をくすぐる初春のトークイベントに、ご期待ください。

http://www.toppanhall.com/concert/detail/201002071400.html


もうちゃ箱主人