もうちゃ箱主人の日記
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| 2008年06月20日(金) |
かやのそと ; 言葉なんか… |
今日のゼミでは、映像専攻の方が 『Re:キューティ・ハニー』におけるオタク批判
というテーマで発表。
詳しくは書けないが、 拝聴していて なんのことやら、ようわからん… (^^;)
若い頃から サブ・カルチャーには、興味を持ってきて 結構詳しいつもりでいたんだけど エヴァンゲリオン・ブームあたりから 感性がついていけなくなった。
悲しいのぉ… (^^;)
**** 日中 図書館で久々に 「田村隆一詩集」に、ちょっとだけ目を通したのを 思い出した。 高校時代、こういう詩を読んでいたのだった。 (暗かったねぇ (笑))
------ 帰途
言葉なんかおぼえるんじゃなかった 言葉のない世界 意味が意味にならない世界に生きてたら どんなによかったか
あなたが美しい言葉に復讐されても そいつは ぼくとは無関係だ きみが静かな意味に血を流したところで そいつも無関係だ
あなたのやさしい眼のなかにある涙 きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦 ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか きみの一滴の血に この世界の夕暮れの ふるえるような夕焼けのひびきがあるか
言葉なんかおぼえるんじゃなかった 日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる ぼくはきみの血のなかにたったひとりで掃ってくる (田村隆一詩集『言葉のない世界』)
もうちゃ箱主人
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